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為替モーニング東京市場2022年4月26日

2022年04月26日
(コラム執筆時間:09時24分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円127.30~128.80
ユーロ円136.30~137.80
ユーロドル1.0650~1.0800
豪ドル円90.80~92.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

ウクライナ情勢の長期化が危惧される中、ロシアの支援側である中国ではコロナウィルスの感染拡大が収束せずに、上海及び北京などの主要都市がロックダウン状態にある。サプライズチェーンの低迷なども含めて中国経済は後退を余儀なくされるなど、不安材料が満載となっている。VIX(恐怖指数)も高止まりするなど、投資家心理の脆弱性も含めて、市場全般が神経質な展開を強いられている。そんな中、米国株式市場では米債券利回りの低下もあり、3日ぶりに前日比238ドル高と反発しているが、前日まで1,500ドル近く急落していただけに、反動買いに過ぎないとの見解も少なくない。このため注目は、引き続き5月4日に行われるFOMCの動向となる。FRBが従来通りのタカ派姿勢を維持できるかがポイントであろうが、株価への影響も考慮すれば、トーンダウンする可能性もあるだけに、当面、ドルを拙速的に買い上がる難しさがある。ドルの上昇局面では、戻り売りに専念することも一考であろう。

一方、ドル円は日米金融政策の相違もあり、依然として、底堅い状況にあるが、当局としても、約20年ぶりの円安局面に警戒感を強めている。今週予定されている日銀決定会合で円安けん制の動きにも注視しなければならないが、黒田日銀総裁は先の講演では緩和姿勢が適切との見解を述べており、多くは期待できないだろう。引き続きレンジ幅ドル円127.30~128.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは一時1.07台を割り込むなど、依然として、ウクライナ情勢が足かせとなり、戻り売りが優先されているが、週末のフランス大統領選ではマクロン大統領が勝利した安堵感も手伝い、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.0650~1.0800を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、127円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、129円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.06台半ば前後から押し目買いと共に、1.08前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円129円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は127円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整主動の展開であるが、現状ではECBの利上げ姿勢も不透明であり、引き続き戻り売りを優先している。ユーロドル1.08前後からナンピン売りと共に、1.06台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円127円台半ば前後ではロング、129円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は136円台半ば前後から押し目買いと共に、138円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は91円前後から押し目買いと共に、92円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円126.75129.00
ユーロ円135.50138.20
ユーロドル1.06001.0840
豪ドル円90.5092.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000☆1.0750(SL1.0650売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ロング50,000★▼1.0800(SL1.0750売り)-$250
豪ドル円ロング50,000★▼93.20(SL92.40売り)-¥40,000
2022年4月収支経過(01~26日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円-¥75,000
ユーロ円+¥85,000-¥50,000
ユーロドル-¥110,100(-$800)-$250
豪ドル円-¥160,000-¥65,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円買い50,000★▼138.10(SL137.60売り)-¥25,000
ユーロドル買い50,000☆1.0750(SL1.0700売り)
豪ドル円買い50,000★▼92.40(SL91.90売り)-¥25,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000129.00(SL129.50買い)
ドル円買い50,000127.50(SL127.00売り)
ユーロ円売り50,000138.50(SL139.00買い)
ユーロ円買い50,000☆▼137.00(SL136.50売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,0001.0830
ユーロドル買い50,0001.0680(SL1.0630売り)
豪ドル円売り50,00092.60(SL93.10買い)
豪ドル円買い50,00091.00(SL90.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000128.80(SL129.30買い)
ドル円買い50,000127.30(SL126.80売り)
ユーロ円売り50,000137.70(SL138.20買い)
ユーロ円買い50,000136.00(SL135.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0800
ユーロドル買い50,0001.0650(SL1.0600売り)
豪ドル円売り50,00092.30(SL92.80買い)
豪ドル円買い50,00090.80(SL90.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
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