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為替イブニング海外市場2018年5月08日

2018年05月08日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年5月09日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     108.30~109.50
ユーロ円    128.70~130.00
ユーロドル   1.1830~1.1950
豪ドル円    80.50~83.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は依然として、米金利観測や地政学的リスク、貿易戦争など、売買材料には事欠かない状態ではあるが、北朝鮮が非核化に向けて前向き姿勢を見せて以来、南北の融和関係が進展、そして、米中の貿易摩擦の緩和、そして、本邦も中国との二国間通貨スワップ協定に署名する旨が伝えられる中、中国や北朝鮮に対しても歩み寄りを見せ始めており、VIX指数の低下などを踏まえて、世界的なリスク回避志向が大幅に後退している。
それ故に、株式、債券、そして、為替市場は落ち着きを取り戻しつつある。その中、原油価格の急ピッチの上昇が気にかかるところであるが、1バレル70ドルが天井との見解も少なくなく、相場への影響は限定的との見方が広がりつつある。
ただ、今後もトランプ大統領の身勝手な発言には注意を払う必要があるが、米中間選挙や支持率維持を睨んだトランプ流の行き過ぎた行動にすぎないとの見方があり、引き続き相場が動意づくまでは直近のレンジ幅で対応することが無難であろう。

一方、ドル円は109円前後で一進一退と方向感に乏しい状況にあるが、実需売買を背景にどちらにも身動きが取りづらい相場環境に置かれている。
無理をせずに、引き続きレンジ幅ドル円108.50~109.50円重視で待機策に努めることが賢明であろう。

他方、ユーロドルはユーロロングの解消売りを背景に、引き続き戻り売りが優先される中、一時1.900割れと年初来安値圏で推移している。
ユーロロングが未だに高水準である以上、更なる下値余地を残していると言わざるを得ないが、反面、ユーロドル1.18前後では割安感の買い需要も散見されているだけに、当面、レンジ幅ユーロドル1.1800~11950重視で対応することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台半ば前後から押し目買いと共に、109円台半ば以上からンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、ユーロドル1.18台半ば割れから押し目買いと共に、1.19台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円110円前後を中心に、109円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は今朝と同様に、ドル円108円台半ば割れからから押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しており、現状では今朝と同様にユーロドル1.18台半ば前後から押し目買いと共に、1.19台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台半ば割れではロング、109円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円割れから押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は80円台半ば前後から押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     107.85   110.10
ユーロ円    128.30   130.50
ユーロドル   1.1770   1.1990
豪ドル円    80.10    82.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年5月収支経過(01~08日)
通貨    プラスマイナス     前日比
ドル円         
ユーロ円       
ユーロドル -¥130.000(-$1,000)  -$250
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート 50,000 ☆108.70(SL109.50買い)
ユーロドルロング50,000 ☆1.1900(SL1.1830売り)
豪ドル円ロング 50,000 ☆81.50(SL80.80売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロドルロング50,000☆▼1.1950(SL1.1900売り)-$250


前日の売買 東京市場

ユーロドル買い 50,000 ☆1.1900(SL1.1850売り)

前日の売買 海外市場
本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  109.60(SL110.10買い)
ドル円買い    50,000  108.60
ユーロ円売り  50,000  130.70(SL 131.20買い)
ユーロ円買い  50,000  129.50(SL129.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1980
ユーロドル買い 50,000  1.1870(SL1.1820売り)
豪ドル円売り  50,000  82.60(SL83.10買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆81.50(SL81.00売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  109.50(SL110.00買い)
ドル円買い    50,000  108.50
ユーロ円売り  50,000  130.00(SL 130.80買い)
ユーロ円買い  50,000  128.70(SL128.20売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1950
ユーロドル買い 50,000  1.1830(SL1.1780売り)
豪ドル円売り  50,000  81.80
豪ドル円買い  50,000  80.80(SL80.30売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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