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為替モーニング東京市場2022年4月6日

2022年04月06日
(コラム執筆時間:09時19分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円123.00~124.30
ユーロ円134.20~135.50
ユーロドル1.0850~1.0980
豪ドル円93.00~94.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

ウクライナ情勢は依然として混沌とする中、相対的にリスク回避志向を背景にしたドル買い戻しが強まっている。特に昨日は、5月にもバランスシートを急速なペースで縮小とブレイナードFRB理事が述べたことも加わり、5月FOMCでの0.5%利上げはほぼ確実視されている。それ故に、今晩発表されるFOMC議事要旨をますます注目せざるを得ないが、米債券利回りが軒並み上昇していることもドル買いに弾みをつけている。ただ、米国株式市場ではNYダウが前日比280ドル安と3日ぶりに反落しており、一部では拙速的な利上げを疑問視する見解も少なくない。一方、ウクライナ情勢が深刻化する中、西側諸国はロシア包囲網をさらに強化する構えだが、プーチン大統領が八方塞がりの境地に陥っているとの見解は少なく、ロシア側からのなりふり構わぬ報復措置(窮鼠猫を噛む)にも警戒しなければならない。そして、エネルギー価格の高騰による物価上昇も世界経済の活性化を阻む可能性が高く、米国を筆頭に、主要各国は金融引き締め策に方向転換せざるを得ない外部環境にある。とは言え、米金利面での優位性は揺らいでいない。ドルの買い戻しを重視した戦略が求められるところだ。

一方、ドル円は日米金利差拡大を背景に、123円台半ば前後まで上昇しており、再び節目である125円前後が意識され始めている。一部では5月FOMCでの0.5%利上げに次いで、6月の0.5%利上げも織り込み始めている。引き続きレンジ幅ドル円123.00~124.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で待機することが一考であろう。

他方、ユーロドルはウクライナ情勢次第であるが、ストップロス先行の動きが強く、上値の重さが意識されている。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.0850~1.0980を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、123円前後から押し目買いを勧めると共に、124円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.08台半ば前後から押し目買いと共に、1.10前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円123円台半ば前後から随時実施しているものの、現状では124円台半ば前後を視野に、124円前後からのナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は123円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、戻り売りを優先される中、ユーロドル1.09前後で踏み留まってはいるが、買い材料が皆無に等しいだけに、1.10前後からナンピン売りと共に、1.08台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円123前後ではロング、124円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は134円前後から押し目買いと共に、135円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は93円前後から押し目買いと共に、94円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円122.45124.85
ユーロ円133.60135.85
ユーロドル1.08001.1020
豪ドル円92.6095.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆123.50(SL124.30買い)
ユーロドルロング50,000☆1.0910(SL1.0850売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆▼123.00(SL123.50買い)-¥25,000
ユーロドルロング50,000☆▼1.0970(SL1.0910売り)-ドル300
豪ドル円ショート50,000★▼92.70(SL93.30買い)-¥30,000
2022年4月収支経過(01~06日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円+¥25,000-¥25,000
ユーロ円+¥35,000
ユーロドル-¥40,500(-$300)-$300
豪ドル円-¥10,000-¥55,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50,000★▼93.30(SL93.80買い)-¥25,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆123.50(SL124.00買い)
ドル円買い50,000122.30
ユーロ円売り50,000135.30(SL135.80買い)
ユーロ円買い50,000134.20(SL133.70売り)
ユーロドル売り50,0001.1040
ユーロドル買い50,000☆1.0910(SL1.0870売り)
豪ドル円売り50,00094.20(SL94.70買い)
豪ドル円買い50,00092.80(SL92.30売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000124.30(SL124.80買い)
ドル円買い50,000123.00
ユーロ円売り50,000135.30(SL135.80買い)
ユーロ円買い50,000134.20(SL133.70売り)
ユーロドル売り50,0001.0980
ユーロドル買い50,0001.0850(SL1.0800売り)
豪ドル円売り50,00094.30(SL94.80買い)
豪ドル円買い50,00093.10(SL92.60売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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