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為替モーニング東京市場2016年12月19日

2016年12月19日

※最新情報(為替イブニング海外市場2016年12月19日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     117.30~119.00
ユーロ円    122.50~124.00
ユーロドル   1.0350~1.0530
豪ドル円    85.00~87.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

FOMCが通過し、長期金利の上昇基調が維持されていることがドル買いの押し上げ材料となる中、来年1月に就任するトランプ次期大統領の政策に対する期待感は引き続き根強いものがあることが改めて意識されている。
その中、投機筋もクリスマス休暇が迫っていることもあり、相対的に調整色を強めている。
今日から明日にかけて日銀の金融政策決定会合が開かれるが、今回の会合での政策変更は期待薄であるが、急ピッチの株高および円安を受けて、10年債利回りがマイナス圏を脱却していることから、短期市場におけるマイナス金利の動向も含めて、何らかの対策を練られる公算も残されている。

一方、ドル円は日米金利差や株高基調を背景に、引き続き底堅い展開が予想されるが、依然として、118円台半ば前後から利益確定売りや実需売りが控えており、ドル円120円トライにはやや慎重気味になっている。
これから更に上昇度を高めるためには、NYダウ20,000ドルと共に、日経平均20,000円台乗せが欠かせない条件であろうが、トランプラリーの根源である大型減税やインフラ投資への過剰期待と共に、株高並びにドル高に対する過熱感も意識される中、IMM通貨先物市場における円ショートが急速に積みあがっており、市場参加者としては、常に急落に備えたシナリオを考慮せざるを得ない状況にある。
当面、直近のレンジ幅117.00~119.00円を重視した上、少なめの売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは戻り売りが優先される中、節目とみられていた1.05割れが実現したことから、より一層下値懸念が強まっているが、反面、ユーロドルの割安感と米ドル高が相混じり、安易にポジションをどちらにも仕掛けづらい相場環境に直面している。
当面、相場が大きく動意づいてからの始動が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は日米金利差拡大を背景に底堅い展開ではあり、当面、レンジ幅を117.50~119.00円まで拡大し、同レベルからナンピン売買が賢明であろう。
一方、ユーロドルは戻り売りを優先し、1.05前後からナンピン売りと共に、1.03台半ば割れから押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、調整色を強めているが、輸出企業は株高を踏まえて、ドル円120円前後を意識しており、現状では119円前後を中心に、118円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は急ピッチのドル高に困惑しているが、現状では高値掴みに警戒しており、ドル円117円前後を中心に、117円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、損失確定売りが優先される中、上値は限定的と判断しているが、現状ではレンジ幅を1.0350~1.0550まで拡大し、同レベル前後から少なめの売買で待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円117円台半ば割れではロング、119円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は124円前後からナンピン売りを勧めると共に、122円台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は85円前後から押し目買いと共に、87円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      116.75   119.30
ユーロ円     121.85   124.40
ユーロドル    1.0330   1.0570
豪ドル円     84.80    87.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年12月収支経過(01~19日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥25,000       
ユーロ円   +¥65,000       +¥45,000
ユーロドル  -¥18,500(-$150)
豪ドル円   -¥10,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート  50,000 ☆118.50(SL118.80買い)
ユーロドルロング 50,000 ☆1.0430(SL1.0350売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ユーロ円買い  50,000★△123.10(124.00ショートカバー)+¥45,000

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  118.80(SL119.40買い)
ドル円買い   50,000  117.50
ユーロ円売り  50,000  124.00(SL124.70買い)
ユーロ円買い  50,000  122.50(121.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0500
ユーロドル買い 50,000  1.0350(SL1.0290売り)
豪ドル円売り  50,000  87.50(SL88.20買い)
豪ドル円買い  50,000☆▼86.20(86.00ショートカバー)-¥10,000

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  118.80(SL119.40買い)
ドル円買い   50,000  117.30
ユーロ円売り  50,000  124.00(SL124.70買い)
ユーロ円買い  50,000  122.50(121.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0500
ユーロドル買い 50,000  1.0350(SL1.0290売り)
豪ドル円売り  50,000  86.80(SL87.50買い)
豪ドル円買い  50,000  85.20(84.50売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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