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為替イブニング海外市場2022年3月25日

2022年03月25日
(コラム執筆時間:19時35分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円120.80~122.30
ユーロ円133.00~134.50
ユーロドル1.0930~1.1080
豪ドル円90.50~92.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

NATOとG7首脳会談を終えて、ロシアに対する包囲網はさらに強まっている。しかしロシアとウクライナの停戦交渉は未だに難題が山積しており、プーチン大統領の今後の出方次第ではあるが、突発的な事態まで想定すれば、当面、安易にどちらにも身動きが取りづらい状況に陥っていると言わざるを得ない。また、今週は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がタカ派的な考えを示唆したほか、地政学的リスクを背景にした有事のドル買いも手伝って、ドル買いに拍車がかかっている。その関係上、市場は週末と3月決算を控えて、ポジション調整主動の展開は否めない。引き続き直近のレンジ幅を重視し、相場が大きく動意づいてからの始動が賢明であろう。

一方、ドル円は2015年12月以来の122円台半ば近辺まで上昇したこともあり、さすがに市場は急ピッチの米ドル高・円安に警戒感を強めており、121円台半ば前後でもみ合い相場が続いている。とは言え、日米金利差は歴然としており、拙速的に下値を模索する難しさもある。もう一段のドル下落局面では買い戻しに転じることも一考であるが、引き続きレンジ幅ドル円120.80~122.30を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料のない中、ウクライナ情勢を睨み1.100前後で試行錯誤が続いている。依然として、戻り売りが優勢ではあるが、レンジ幅ユーロドル1.0930~1.1080を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、121円台半割れから押し目買いを勧めると共に、122円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.09台半ば割れから押し目買いと共に、1.10台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円122円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、121円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整モードを強めているが、現状では、今朝と同様にユーロドル1.11前後からナンピン売りと共に、1.09台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円121円割れではロング、122円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は133円前後から押し目買いと共に、134円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。豪ドル円は90円台半ば前後から押し目買いと共に、92円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円120.40122.80
ユーロ円132.65135.00
ユーロドル1.08901.1125
豪ドル円90.2592.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000☆1.0980(SL1.0950売り)
豪ドル円ショート50,000☆91.50(SL92.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000★▼121.70(SL122.20買い)-¥25,000
2022年3月収支経過(01~25日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円-¥130,000+¥10,000
ユーロ円-¥280,000+¥25,000
ユーロドル+¥39,700(+$300)
豪ドル円-¥80,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000★121.70(SL122.20買い)
前日の売買 海外市場
ドル円売り50,000☆122.20(SL122.60買い)
ユーロ円売り50,000☆134.30(SL134.80買い)
豪ドル円売り50,000☆91.50(SL92.00買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000123.00(SL123.50買い)
ドル円買い50,000☆△121.50(122.20ショートカバー)+¥35,000
ユーロ円売り50,000135.30(SL135.80買い)
ユーロ円買い50,000☆△133.80(134.30ショートカバー)+¥25,000
ユーロドル売り50,0001.1080
ユーロドル買い50,0001.0930(SL1.0880売り)
豪ドル円売り50,00092.30(SL92.80買い)
豪ドル円買い50,00090.80
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000122.30(SL122.80買い)
ドル円買い50,000120.80(SL120.30売り)
ユーロ円売り50,000134.50(SL135.00買い)
ユーロ円買い50,000133.00(SL132.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1070
ユーロドル買い50,0001.0930(SL1.0880売り)
豪ドル円売り50,00092.00(SL92.50買い)
豪ドル円買い50,00090.80
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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