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為替モーニング東京市場2021年6月30日

2021年06月30日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.00~111.00
ユーロ円131.00~132.00
ユーロドル1.1870~1.1970
豪ドル円82.70~83.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

ワクチン接種が進行する中、各国の経済は持ち直しており、以前のように都市封鎖に追い込まれる事態は低くなっている。反面、変異ウイルスのデルタ株が浸透しつつあり、依然として、リスク回避の動きも根強いものがあり、積極的にポジションを取り切れない外部環境にある。その中、FRBによるテーパリング観測は時期尚早との見方が少なくなく、米債券利回りは再び低下し、米国株式市場ではNYダウが小幅反発、S&P500やナスダックは最高値を更新するなど、株式市場の追い風になっている。ただ、市場は6月期末や週末の米雇用統計の発表を前にし、調整色が強まっていると言わざるを得ない。そして、バーキン・リッチモンド連銀総裁は、雇用回復は長い道のりであり、雇用者数の伸びは8月及び9月には極めて良い数字が出そうと述べている。また、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁も米経済の完全回復までにはほど遠いが。秋には力強い労働市場の回復を期待と発言するなど、相対的に、コロナ終息を見込んだ見解に終始している。当面、週末の米雇用統計の結果待ちの状況にあり、引き続き相場が動意を待ってから始動が得策であろう。

一方、ドル円は米債券利回りの低下を背景に、下値を模索してはいるが、米景況感の改善期待があり、拙速的な下値トライは自重局面にある。引き続きレンジ幅ドル円110.00~111.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは欧州委員会が発表した6月のユーロ圏景況感は21年ぶりの高水準となったにもかかわらず、一時ユーロドル1.900割れになるなど、引き続き戻り売りが優先されている。ただ、米金利の低下も嫌気されており、拙速的な下値トライには慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1870~1.1970を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円前後から押し目買い共に、111円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.18台後半から押し目買いと共に、1.19台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円111円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円110円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では、昨日と同様に、ユーロドル1.19台後半からナンピン売りと共に、1.18半ば前後を中心に、1.18台後半から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円110円前後ではロング、111円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は131円前後から押し目買いと共に132円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円台半ば前後から押し目買いと共に、83円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円109.50111.60
ユーロ円130.50132.65
ユーロドル1.18001.2020
豪ドル円82.1084.15

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年6月収支経過(01~30日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥10,000
ユーロ円+¥20,000+¥25,000
ユーロドル+¥46,200(+ドル350)
豪ドル円-¥40,000+¥10,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円買い50,000★△83.30(83.50ショートカバー)+¥10,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000111.00(SL111.50買い)
ドル円買い50,000110.10(SL109.60売り)
ユーロ円売り50,000132.30(SL132.80買い)
ユーロ円買い50,000☆△131.30(131.80ショートカバー)+¥25,000
ユーロドル売り50,0001.1970(SL1.2020買い)
ユーロドル買い50,0001.1870(SL1.1820売り)
豪ドル円売り50,00084.00(SL84.50買い)
豪ドル円買い50,00083.00(SL82.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000111.00(SL111.50買い)
ドル円買い50,000110.10(SL109.60売り)
ユーロ円売り50,000132.00(SL132.50買い)
ユーロ円買い50,000131.10(SL130.60売り)
ユーロドル売り50,0001.1970(SL1.2020買い)
ユーロドル買い50,0001.1870(SL1.1820売り)
豪ドル円売り50,00083.70(SL84.20買い)
豪ドル円買い50,00082.70(SL82.20売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会