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為替イブニング海外市場2023年12月13日

2023年12月13日
(コラム執筆時間:19時08分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円144.50~146.50
ユーロ円156.30~158.00
ユーロドル1.0700~1.0850
豪ドル円94.80~96.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

今年最後の米FOMC会合を前に市場全般には緊張感が走っているが、金利に関するコンセンサスは据え置きが有力視されており、大きなサプライズは期待薄であろう。このためその後の記者会見にてパウエルFRB議長がいかなる発言を発するかであろうが、直近の経済データから判断すれば、来年の金利見通しまで言及するかは懐疑的といわざるを得ず、相対的に同議長の態度が一変する可能性は低いとの見方が支配的になっている。そんな中、本邦では衆院本会議において岸田内閣に対する不信任決議案が反対多数で否決されたが、岸田政権が瀬戸際に立たされていることは疑いようがなく、相対的に円売りが後押しされている。ただ来週の日銀金融政策決定会合においても、政情不安を踏まえてマイナス金利解除は時期尚早との見方が少なくなく、金利据え置きが確実視されているだけに、過度な円高期待は自重局面にある。いずれにしても日米欧共に、今後の金融政策に関しては紆余曲折の段階にあるだけに、結果を見極めてからの始動を心がけるのが得策であろう。

一方、ドル円はFOMCの動向次第であろうが、FRBとしてもソフトランディング志向が強く、株価への影響を考えれば現状維持に留まる公算が高く、過度なドル高・ドル安も描きづらい環境にある。引き続きレンジ幅ドル円144.50~146.50円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開を余儀なくされており、一時1.08台を回復したものの、利益確定売りに圧されているなど、改めて上値の重さが意識されている。引き続き直近のレンジ幅1.0700~1.0850を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、144円台半ば前後から押し目買いと共に、146円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.07前後から押し目買いと共に、1.08台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円146円台を視野に、146円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は今朝と同様に、145円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、1.08前後で調整色を強めている。現状では今朝と同様に、ユーロドル1.08台半ば前後からナンピン売りと共に、1.07前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円144円台半ば前後ではロング、146円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は156円台半ば割れから押し目買いと共に、158円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は95円割れから押し目買いと共に、96円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円144.00147.00
ユーロ円155.70158.50
ユーロドル1.06501.0900
豪ドル円94.3097.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

市場のストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円144.00147.00
ユーロ円155.70158.50
ユーロドル1.06501.0900
豪ドル円94.3097.00
現在のポジション(SL&TP)
ユーロドルロング50,000☆1.0780(SL1.0680売り)
豪ドル円ショート50,000☆96.00(SL96.70買い)
2023年12月収支経過(01~13日) 
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥80,000+¥30,000
ユーロ円-¥100,000
ユーロドル-¥39,300(-$250)
豪ドル円-¥125,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
ドル円買い50,000★144.80(SL144.30売り)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000★△145.40(144.80ロングカバー)+¥30,000
ドル円売り50,000146.00(SL146.50買い)
ドル円買い50,000144.50(SL144.00売り)
ユーロ円売り50,000157.50(SL158.00買い)
ユーロ円買い50,000156.00(SL155.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0850
ユーロドル買い50,0001.0700(SL1.0650売り)
豪ドル円売り50,00096.30(SL96.80買い)
豪ドル円買い50,00095.00
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000146.50(SL147.00買い)
ドル円買い50,000144.50(SL144.00売り)
ユーロ円売り50,000158.00(SL158.50買い)
ユーロ円買い50,000156.30(SL155.80売り)
ユーロドル売り50,0001.0850
ユーロドル買い50,0001.0700(SL1.0650売り)
豪ドル円売り50,00096.50(SL97.00買い)
豪ドル円買い50,00095.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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