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為替イブニング海外市場2017年6月28日

2017年06月28日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年6月29日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     111.50~112.80
ユーロ円    126.50~128.30
ユーロドル   1.1250~1.1400
豪ドル円    84.30~85.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

日経平均株価は円安の流れが好感される中、堅調なNYダウを背景に、一時先物主導で200円超と年初来高値を更新したが、債券利回りの上昇基調を横目に株式及び為替市場には利益確定売りが随所に散見されるなど、株式市場は一旦利益確定売りに圧される格好で前日比94円安と4日ぶりに反落して引けている。
本日はECBフォーラムでポロズ・カナダ中銀総裁、カーニーBOE総裁、ドラギECB総裁、そして、黒田日銀総裁などのパネルディスカッションが予定されており、米国を除く主要銀行の政策方針の相違に注目が集まっている。
米国は既に金利正常化に乗り出しているが、インフレ目標を背景に、各総裁が如何なる出口戦略を講じるかに関心が寄せられている。ただ、腹の探り合いに終わる可能性が高く、過剰期待は禁物であり、一喜一憂せずに相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが得策であろう。

一方、ドル円は株高株安を背景に一進一退の展開を余儀なくされているが、ユーロを軸としたクロス円主導による円安局面とも言えるだけに、当面、ドル円112円台半ば以上からのロングは自重局面と見なした方が無難であり、引き続きレンジ幅ドル円111.50~113.00円対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはECBドラギ総裁のタカ派的発言をきっかけに、ストップロスを巻き込み急上昇しており、引き続き底堅い展開が予想されるが、当面、一巡後の急落も想定し、ユーロドル1.14後からの高値掴みには要注意であり、当面、レンジ幅を1.1250~1.1400まで拡大し、待機策に努めることが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、今朝と同様に、ドル円111円台半ば前後から押し目買いと共に、113円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に1.14前後からナンピン売りと共に、1.12台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、試行錯誤の段階であり、引き続き微調整に終始している。
輸出企業は今朝と同様に、ドル円112円台半ば前後から113円前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業はドル円112円割れでは随時実施しており、現状では111円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、利食いと損切りが交錯する中、方向感に乏しいが、現状ではユーロドル1.14前後からナンピン売りと共に、1.12台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しになるが、ドル円111円台半ば前後ではロング、112円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は126台半ば前後から押し目買いと共に、128円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は84円台半ば前後から押し目買いと共に、85円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     111.00   113.30
ユーロ円    126.20   128.55
ユーロドル   1.1230   1.1470
豪ドル円    83.85    86.25

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

通貨    プラスマイナス       前日比
ドル円   -¥5,000
ユーロ円  -¥60,000        -¥105,000
ユーロドル +¥18,900(+$150)   -$350
豪ドル円  -¥25,000        -¥60,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート 50,000 ☆112.30(SL112.80買い)
ユーロ円ショート50,000 ☆127.80(SL128.10買い)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1300(SL1.1400買い)、
豪ドル円ショート50,000 ☆85.00(SL85.60買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ショート50,000★▼125.50(SL126.20買い)-¥35,000
ユーロ円ショート50,000★▼124.70(SL125.50買い)-¥40,000
ユーロ弗ショート50,000★▼1.1230(SL1.1300買い)-$350
豪ドル円ショート50,000★▼83.80(SL85.00買い)-¥60,000


前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000 ☆125.50(SL126.00買い)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1230(SL1.1280買い)、
豪ドル円売り  50,000 ☆85.00(SL85.60買い)

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000 ☆112.30(SL112.80買い)
ユーロ円売り  50,000★▼126.20(SL126.80買い)-¥30,000
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1300(SL1.1360買い)、

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  112.80(SL113.30買い)
ドル円買い    50,000  111.50
ユーロ円売り  50,000 ☆127.80(SL128.00買い)
ユーロ円買い  50,000  126.30(SL125.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1390(SL1.1450買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1250
豪ドル円売り  50,000  85.60(SL86.10買い)
豪ドル円買い  50,000  84.50

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り    50,000  112.80(SL113.30買い)
ドル円買い    50,000  111.70
ユーロ円売り  50,000  128.10(SL128.70買い)
ユーロ円買い  50,000  127.00
ユーロドル売り 50,000  1.1400(SL1.1450買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1250
豪ドル円売り  50,000  85.60(SL86.10買い)
豪ドル円買い  50,000  84.50

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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