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為替イブニング海外市場2020年12月30日

2020年12月30日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円102.80~104.00
ユーロ円126.00~127.30
ユーロドル1.2180~1.2300
豪ドル円78.30~79.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

東京株式市場では期待されていた米国の個人給付金増額が後退した感が強く、前日比123円安と反落して終えている。とは言え、30年ぶりの高値水準まで上昇していた反動売りに過ぎず、あくまでもポジション調整売りの段階にある。相対的には各国の超低金利政策が顕在化している以上、引き続き株式市場は底堅い展開ではあるが、一部では早くも来年度中には日経ダウ3万円台との先走った考えも浮上するなど混迷度を強めている。コロナ対策による過剰流動性資金を大きく貢献しており、未だに実体経済に反映した株価動向とは言い切れない情勢にある。現時点では、何ら根拠のない過剰期待相場と言わざるをえないだけに、引き続き相場の動意を待ってから始動が得策であろう。

一方、ドル円はポジション調整主導で狭いレンジ幅で試行錯誤が続いているが、金融政策以外にもコロナの感染動向や米中対立構造、そして、EUと英国との通商協議など、様々な不確実性材料が回遊している以上、引き続きポジションを拡大することなく、直近のレンジ幅102.80~104.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは戻り売りに圧されて、1.23台に届かず、ドル円と同様にユーロオル1.22台半ば前後で膠着度を強めている。相場の動意待ちではあるが、引き続きレンジ幅ユーロドル1.2180~1.2300を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円104円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.22割れから押し目買いと共に、1.23前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを維持しており、輸出企業は今朝と同様に、ドル円104円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円103円割れを視野に、同レベルから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.22割れから押し目買いと共に、1.23前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円割れではロング、104円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は126円前後から押し目買いと共に、127円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは78円台半ば割れから押し目買いと共に、79円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.20104.35
ユーロ円125.55127.75
ユーロドル1.21551.2370
豪ドル円77.7580.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆104.00(SL102.80売り)
ユーロ円ショート50,000☆126.70(SL127.30買い)
ユーロドルショート50,000☆1.2250(SL1.2300買い)
2020年12月収支経過(01~30日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥15,000
ユーロドル+¥53,900(+$425)
豪ドル円-¥75,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000104.20
ドル円買い50,000103.10(SL102.70売り)
ユーロ円売り50,000127.50(SL128.00買い)
ユーロ円買い50,000126.50
ユーロドル売り50,0001.2300(SL1.2350買い)
ユーロドル買い50,0001.2200
豪ドル円売り50.00079.40(SL79.90買い)
豪ドル円買い50,00078.10(SL77.60売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.00
ドル円買い50,000102.80(SL102.50売り)
ユーロ円売り50,000127.30(SL128.80買い)
ユーロ円買い50,000126.20
ユーロドル売り50,0001.2300(SL1.2350買い)
ユーロドル買い50,0001.2200
豪ドル円売り50.00079.40(SL79.90買い)
豪ドル円買い50,00078.30(SL77.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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