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為替イブニング海外市場2022年2月4日

2022年02月04日
(コラム執筆時間:19時21分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円114.30~115.50
ユーロ円131.00~132.30
ユーロドル1.1380~1.1500
豪ドル円81.00~82.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日の英中銀とECBの金融政策発表を受けて、相対的にドルが売られる展開になっているが、基本的には年末に向けた政策方針であるだけに、市場は過剰反応しているとの見解も少なくない。依然としてFOMCによる金融引き締め策が、英欧の金融政策よりは先んじており、当面、ストップロス一巡後にはドルのリバウンド相場も考量しなければならないだろう。そんな中、市場は今晩の米雇用統計に注目が集まっているが、米国市場がオミクロン株の感染拡大によって人手不足に陥っているだけに、失業率は改善傾向を示すであろう。しかし一連の経済指標悪化や不安定な株価動向などもあり、情報自体が錯そう気味になっている関係上、目先の米雇用統計の数値だけで判断するのは時期尚早であろう。拙速的な売買は自重し、相場の動意を待ってからの始動が賢明であろう。

一方、ドル円は節目の115円台をクリアしたことで、底堅い展開だけが予想されるが、総じて利食いと損切り、そして実需売買が混在しており、安易に攻めきれない状況に置かれている。引き続き安全を期して、レンジ幅ドル円114.30~115.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは材料出尽くし感とストップロスが相混じる中、1.14台半ば前後で一進一退の展開を強いられているが、依然として、1.15前後の上値の重さが意識されており、過度なユーロ高は自重局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1380~1.1500を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、114円台半ば割れから押し目買いと共に、115円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.14割れから押し目買いと共に、1.15前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、NYダウの大幅下落を受けて懸念された日経平均が反発に転じており、相場全般に安堵感が走っている。ただ、米雇用統計待ちには変わりがなく、輸出企業は今朝と同様、ドル円115円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業も同様に、114円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、節目のユーロドル1.15トライには慎重になっているが、ストップロスを巻き込んだ状態にあり、現状では今朝と同様に、1.15前後からナンピン売りと共に、1.14割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は繰り返しなるが、ドル円114円台半ば割れではロング、115円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は131円前後から押し目買いと共に、132円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は81円前後から押し目買いと共に、82円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円113.85116.00
ユーロ円130.70132.80
ユーロドル1.13501.1570
豪ドル円80.5583.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆132.00(SL132.50買い)
豪ドル円ショート50,000☆82.00(SL82.30買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ弗ショート50,000★▼1.1300(SL1.1350買い)-ドル250
豪ドル円ショート50,000☆▼81.70(SL82.00買い)-¥15,000
2022年2月収支経過(2/01~04日
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円-¥25,000-¥25,000
ユーロドル-¥111,300(-$850)-$500
豪ドル円-¥15,000-¥15,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
ユーロ円売り50,000★▼130.00(SL130.50買い)-¥25,000
ユーロドル売り50,000★▼1.1350(SL1.1400買い)-$250
豪ドル円売り50,000☆82.00(SL82.50買い)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000115.40(SL115.80買い)
ドル円買い50,000114.30(SL113.90売り)
ユーロ円売り50,000☆132.00(SL132.50買い)
ユーロ円買い50,000130.70(SL130.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1480(SL1.1530買い)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1300売り)
豪ドル円売り50,00082.70(SL83.20買い)
豪ドル円買い50,00081.50
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000115.40(SL115.80買い)
ドル円買い50,000114.30(SL113.90売り)
ユーロ円売り50,000132.30(SL132.80買い)
ユーロ円買い50,000131.20
ユーロドル売り50,0001.1500(SL1.1550買い)
ユーロドル売り50,0001.1380(SL1.1330売り)
豪ドル円売り50,00082.30(SL82.80買い)
豪ドル円買い50,00081.10
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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