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為替イブニング海外市場2018年8月10日

2018年08月10日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年8月15日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!


鈴木予想レンジ

ドル円     110.30~111.80
ユーロ円    126.30~128.00
ユーロドル   1.1400~1.1550
豪ドル円    80.30~81.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

日米通商協議の動向に警戒感が強まる中、日経平均株価は前日比300円安と3日続落、来週からお盆休暇に入るため、総じて、薄商いの中、ポジションの手仕舞いが優先されている。その中、ユーロドルが下値抵抗線とみられていた1.15割れとなり、同時に、クロス円全般も急落するなど、市場はドル高・円高への警戒感を強めている。
一部報道で欧州中銀(ECB)が域内の銀行のトルコリスクに懸念を示したことが報じられた事がユーロ売りやポンド売りに拍車がかかった模様であるが、新興国通貨も同時に対ドルで急落するなど様変わりの様相を呈している。

一方、ドル円はリスク回避手段として、足早に買われた側面が強いが、市場原理としてはドル円110円割れも視野に入れざるを得ない状況にある。
ただ、ドル高も同時発生している以上、ドル円110円トライは時期尚早と見なした方が賢明であり、レンジ幅をドル円110.00~111.50円まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはストップロスを巻き込んだ状態であり、上値は限定的であるが、一過性のユーロ売りに終わる可能性もあり、引き続き戻り売りを優先で対応することが賢明であり、当面、レンジ幅をユーロドル1.1400~1.1600まで拡大し、じっくり待機策が得策であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円前後から押し目買いと共に、111円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様にレンジ幅を重視し、1.14前後から押し目買いと共に、1.15台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円111円前後から111円台半ば前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業はドル円111円割れから押し目買いを随時実施しており、現状では110円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では売り急がずに、ユーロドル1.16前後からナンピン売りで待機している模様。
一方、買いは1.15割れから押し目買いを実施しており、現状では1.1400前後に集約されている模様。

●クロス円は、ドル円110円台半ば割れではロング、ドル円111円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は126円台半ば前後から押し目買いと共に、128円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は80円台半ば割れから押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     109.80   111.30
ユーロ円    125.90   128.30
ユーロドル   1.1350   1.1585
豪ドル円    79.80    82.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年8月収支経過(01~10日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円    -¥15,000       
ユーロ円  -¥45,000       -¥25,000
ユーロドル -¥95,200(-$750)  -$750
豪ドル円  +¥20,000        -¥25,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆111.20(SL110.30売り)
ユーロドルロング50,000 ☆1.1480(SL1.1400売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

■本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000 ☆1.1550(SL1.1480売り)-$350

■前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000★▼1.1630(SL1.1550売り)-$400


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ユーロドル買い 50,000 ☆1.1550(SL1.1500売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  111.50
ドル円買い    50,000  110.60(SL110.10売り)
ユーロ円売り  50,000  128.50(SL129.00買い)
ユーロ円買い  50,000☆▼127.50(SL127.00売り)-¥25,000
ユーロドル売り 50,000  1.1580
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1480(SL1.1430売り)
豪ドル円売り  50,000  82.50(SL83.00買い)
豪ドル円買い  50,000☆▼81.50(SL81.00売り)-¥25,000

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  111.30
ドル円買い    50,000  110.30(SL109.80売り)
ユーロ円売り  50,000  127.80(SL128.30買い)
ユーロ円買い  50,000  126.40(SL125.90売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1530
ユーロドル買い 50,000  1.1400(SL1.1350売り)
豪ドル円売り  50,000  81.80(SL82.30買い)
豪ドル円買い  50,000  80.30(SL79.80売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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