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為替イブニング海外市場2022年5月26日

2022年05月26日
(コラム執筆時間:19時34分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円126.00~127.50
ユーロ円135.00~136.50
ユーロドル1.0630~1.0780
豪ドル円89.30~90.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米FOMC議事録で特段のサプライズは見られなかったが、議事録では多くのメンバーが6月と7月に連続して0.5%の利上げを支持していたが、意に反して、米債券利回りは低下の一途であり、インフレ抑制には力不足との見解もある。反面、株式市場では金利先高観測が重石となり、株価の急落を招くなど、波乱含みの展開に追いやられているが、一部では早くも利上げ時期並びに利上げ幅の見直しが必要との見解も少なくない。仮に、FRBが急遽ハト派姿勢に方向転換すれば、ドルが加速的に売られるケースも想定しなければならず、当面、ドルの戻り売りに比重を置いた戦略性が求められる。ただ、本日は目ぼしい材料が乏しいだけに、相対的に調整主導の展開は否めないが、引き続き米金利動向を睨みながら、臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は米債券利回りの低下を背景に戻り売りが優勢であるが、岸田首相から円安は生活者にとって物価の引き上げになりマイナス要因ではあるが、同時に円安は輸出企業などには追い風と意味不明な見解を発しているが、穿った見方をすれば、インフレ加速で生活困窮者に重きを置いた発言とも受け取られており、暗に口先介入的な円安けん制の動きと思われ、相対的に戻り売りが優勢になっている。引き続きレンジ幅ドル円126.00~127.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは1.17前後で利食いと損切りが混在する中、先にラガルドECB総裁が9月末までにマイナス金利から脱却する可能性があると述べているが、本格的な利上げに時期尚早との声は少なくなく、当面、マイナス金利脱却後の経過観測に過ぎないとの見解も少なくない。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0630~1.0780を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル126円前後から押し目買いと共に、ドル円127円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.06台前半から押し目買いと共に、1.07台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円127円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、ドル円126円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.06台前半から押し目買いと共に、1.07台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円126円前後ではロング、127円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は135円前後から押し目買いと共に,136円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは89円台半ば割れから押し目買いと共に、90円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円125.55128.00
ユーロ円134.70136.85
ユーロドル1.06001.0820
豪ドル円88.8091.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50,000★△90.50(89.50ロングカバー)+¥50,000
前日の売買 海外市場
ユーロ円買い50,000★135.00(SL134.50売り)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000127.60
ドル円買い50,000126.50(SL126.00売り)
ユーロ円売り50,000136.60(SL137.10買い)
ユーロ円売り50,000★△136.10(SL135.00ロングカバー)+¥55,000
ユーロ円買い50,000☆135.30(SL134.80売り)
ユーロドル売り50,0001.0750(SL1.0800買い)
ユーロドル買い50,0001.0630
豪ドル円売り50,00090.80(SL91.30買い)
豪ドル円買い50,00089.60(SL89.10売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000127.30
ドル円買い50,000126.00(SL125.50売り)
ユーロ円売り50,000136.20
ユーロ円買い50,000135.00(SL134.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0770(SL1.0820買い)
ユーロドル買い50,0001.0630
豪ドル円売り50,00090.50(SL91.00買い)
豪ドル円買い50,00089.30(SL88.80売りm)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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