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為替モーニング東京市場2023年7月18日

2023年07月18日
(コラム執筆時間:09時15分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円138.00~139.50
ユーロ円155.00~156.50
ユーロドル1.1130~1.1280
豪ドル円94.00~95.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場では一連の冴えない米雇用統計や米消費者物価指数を背景にしてドル売りに拍車がかかっていたが、先週末発表のミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に強い内容だったことから一旦ドルを買い戻す動きが優勢になるなど、困惑度を深めている。ただ米債券利回り低下を受けて、円キャリートレードも一服しており、拙速的なドルの上値トライは慎重になっている。そんな中、中国第2四半期GDPが予想を下回る伸びに留まり、また不動産関連の不良債権が重石となり、中国経済に依存している各国ではリスク回避の動きが急を告げている。相対的に安全資産のドル、円、そして先進国通貨の買い戻し志向が強まっているが、いずれにしても中国経済の動向が今後も市場における攪乱材料となる可能性もあり、相対的に調整主導の展開が予想される。引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心がけるのが得策であろう。

一方、ドル円は米債券利回り低下を背景に140円台が重石になっているが、日米政策方針の相違がある以上、安易な下値トライも慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円138.00~139.50まで拡大し、同レベル前後から少なめのナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導で底堅い展開が続いているが、ECBの利上げ観測も萎える可能性もあり、過度なユーロ高期待は自重局面にある。もう一段の上昇局面では一旦清算入り局面と捉え、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1130~1.1280を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、138円前後から押し目買いと共に、139円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.11台半ば割れから押し目買いと共に、1.12台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円139円台以上から売りを随時実施しているが、現状では139円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は138円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めている。現状ではユーロドル1.12台後半からナンピン売りと共に、1.11台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円138円割れではロング、139円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は155円前後から押し目買いと共に、156円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は94円割れから押し目買いと共に、95円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円137.30140.00
ユーロ円154.40157.00
ユーロドル1.10801.1330
豪ドル円93.5096.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&TP)
No position
2023年7月収支経過(03~18日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥155,000+¥25,000
ユーロ円+¥75,000+¥25,000
ユーロドル-¥161,800(-$1,050)
豪ドル円-¥30,000
前日の売買 東京市場(7/14)
ユーロ円売り50,000★△155.30(154.80ロングバー)+¥25,000
前日の売買&予定 海外市場(7/14)
ドル円売り50,000☆△139.20(138.70ロングカバー)+¥25,000
ドル円買い50,000137.60(SL137.00売り)
ユーロ円売り50,000156.30(SL156.80買い)
ユーロ円買い50,000154.80(SL154.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1280(SL1.1330買い)
ユーロドル買い50,0001.1130(SL1.1080売り)
豪ドル円売り50,00096.00(SL96.50買い)
豪ドル円買い50,00094.50(SL93.90売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000139.50(SL140.00買い)
ドル円買い50,000138.00(SL137.50売り)
ユーロ円売り50,000156.50(SL157.00買い)
ユーロ円買い50,000155.00(SL154.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1280(SL1.1330買い)
ユーロドル買い50,0001.1130(SL1.1080売り)
豪ドル円売り50,00095.50(SL96.00買い)
豪ドル円買い50,00094.00(SL93.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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