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為替イブニング海外市場2018年1月26日

2018年01月26日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年1月29日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     108.50~110.00
ユーロ円    135.00~136.50
ユーロドル   1.2380~1.2530
豪ドル円    87.50~88.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は相次ぐ政府要人の発言に神経質になっているが、本日はトランプ米大統領の発言が控えている関係上、市場全般は調整主導の展開を余儀なくされている。
問題視されている通貨安競争が激化する可能性は低いだろうが、米国としても貿易保護主義を柱として、ドル安容認姿勢や強いドル願望などの情報が錯綜する中、市場の混乱を招いているが、大幅減税案や支持率低下阻止のためにも、過度なドル高には危機感を覚え始めている。
その中、本邦の輸出相手国である対ドルでは110割れとなり、政府日銀は警戒感を強めてはいるが、反面、クロス円の推移では、ユーロ円は昨年度の安値115円台から135円台、ポンドは142円台から155円台、そして、米国と双璧である中国人民元は15円台から18円前後と円安基調を強めており、総合的には円高局面というよりも円安局面と判断するのが正解であり、ドル円の下値余地は残している。

一方、ドル円は110円台に届かず、失速気味に下落基調を強めおり、再びドル全面安の展開に追いやられている。
ただ、日銀としても、円高基調が根付くことは株式相場、そして、デフレ脱却に向けての弊害なる可能性があり、あくまでも緩やかな円高基調ならば、許容範囲の段階とも言えるだろう。
その中、トランプ大統領がTPP交渉再開の意図を示し、トランプ劇場が軟化したとの声も聴かれるが、あくまでも憶測の域あり、引き続き一喜一憂することなく、レンジ幅をドル円108.50~110.00円まで拡大し、相場が動意づいてからの始動を心がけるべきであろう。

他方、ユーロドルは1.25台目前まで押し戻しており、引き続き底堅い展開が予想されるが、相変わらず、ユーロに対する過熱感を踏まえて、上記レベルでは利益確定売りやポジション調整売りが散見されており、上値は限定的と見なした方が賢明であり、一旦同レベル前後では清算局面と捉えた方が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円110円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に直近のレンジ幅を重視し、ユーロドル1.24割れから押し目買いと共に、1.25前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円110円前後からナンピン売りで待機姿勢を継続している模様。
一方、輸入企業は109円割れから押し目買いを実施しており、現状では108円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、調整主導の展開を強いられているが、現状ではユーロドル1.25前後からナンピン売りと共に、ユーロドル1.24割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台半ば割れではロング、110円前後ではショートをイメージし、ユーロ円135円前後から押し目買いと共に、136円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は87円台半ば前後から押し目買いと共に、88円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     108.10   110.20
ユーロ円    134.60   136.90
ユーロドル   1.2350   1.2570
豪ドル円    86.85    89.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年1月収支経過(04~26日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   -¥5,000        +¥35,000
ユーロ円  -¥35,000       +¥20,000
ユーロドル -¥149,200(-$1,100)-$650
豪ドル円   +¥35,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆109.00(SL108.50売り)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.2480(SL1.2520買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ドル円ロング   50,000.★▼109.00(SL108.60売り)-¥20,000
ユーロ弗ショート50,000★▼1.2400(SL1.2480買い)-$400


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円買い    50,000 ☆108.60(SL108.30売り)
ユーロ円売り  50,000★△135.80(135.40ロングカバー)+¥20,000
ユーロドル売り 50,000★▼1.2480(SL1.2530買い)-$250

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000★△109.70(108.60ロングカバー)+¥55,000
ドル円売り 50,000  110.00(SL110.50買い)
ドル円買い    50,000 ☆109.00(SL108.50売り)
ユーロ円売り  50,000  136.50(SL137.00買い)
ユーロ円買い  50,000  135.30(SL134.80売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.2480(SL1.2530買い)
ユーロドル買い 50,000  1.2330(SL1.2280売り)
豪ドル円売り  50,000  88.70(SL89.20買い)
豪ドル円買い  50,000  87.50(SL87.00売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  109.80
ドル円買い    50,000  108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り  50,000  136.50(SL137.00買い)
ユーロ円買い  50,000  135.20(SL134.60売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2520(SL1.2570買い)
ユーロドル買い 50,000  1.2410
豪ドル円売り  50,000  88.70(SL89.20買い)
豪ドル円買い  50,000  87.50(SL87.00売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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