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為替イブニング海外市場2022年7月19日

2022年07月19日
(コラム執筆時間:19時28分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円137.00~138.50
ユーロ円140.20~141.70
ユーロドル1.0150~1.0300
豪ドル円94.00~95.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

3連休明けの東京株式市場では日経平均が前日比173円高と、終値ベースでの2万7000円台回復が期待されている。ただ加速的な円安相場から判断すれば、輸出関連株は好調な企業業績が見込まれる反面、輸入関連企業には物価上昇の火種になる悪い円安局面となる。日銀としては、現状の金融政策の行き詰まりがジレンマ状態に近く、日銀主導による円安阻止は期待薄と踏んだ方が賢明であろう。そんな中、米国としては、インフレ抑制が最優先課題である以上、9月FOMCまでは日米金利差拡大懸念が残る。ただ、ある程度の円安は容認せざるを得ないだろうが、既に24年ぶりの円安局面を迎えている以上、相対的には戻り売りに軍配が上がる可能性が高い。ドルの更なる上昇局面では、ドル売りに転じることも一考であろう。

一方、ドル円は利益確定売りに圧されて、戻り売りが優勢になっているが、日米金利差拡大を背景としたドル買い円売りニーズは根強い。引き続きレンジ幅ドル円137.00~138.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは、パリティ割れからのリバウンド相場の域にあり、もう一段の上昇も予想される。ただ、独自のユーロ買い材料が皆無に等しいだけに、引き続き戻り売りに重視した方が無難だ。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.0150~1.0300を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、137円前後から押し目買いを勧めると共に、138円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.01台半ば前後から押し買いを勧めると共に、1.03前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、円安がピーアウトしたとの見解もあるが、輸出企業は売り急ぐことなく、ドル円138円台半ば前後から139円前後まで断続的に売りが散見されている模様。一方、輸入企業は137円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.02前後からナンピン売りを随時実施しているが、現状では1.03前後からナンピン売りと共に、1.01台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円137円割れではロング、138円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は140円前後から押し目買いと共に、141円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は94円前後から押し目買いと共に、95円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円136.40138.80
ユーロ円139.70142.30
ユーロドル1.01401.0320
豪ドル円93.6595.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

2022年7月収支経過(01~19日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円-¥110,000
ユーロドル-¥126,9600(-ドル900)-$250
豪ドル円+¥35,000-¥30,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
豪ドル円売り50,000☆94.20(SL94.80買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000139.00(SL139.50買い)
ドル円買い50,000137.50(SL137.00売り)
ユーロ円売り50,000☆140.70(SL141.20買い)
ユーロ円買い50,000139.50(SL139.00売り)
ユーロドル売り50,000☆▼1.0200(SL1.0250買い)-$250
ユーロドル買い50,0001.0070(SL1.0020売り)
豪ドル円売り50,000☆94.80(SL95.30買い)
豪ドル円買い50,00093.50
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000138.50(SL139.00買い)
ドル円買い50,000137.00(SL136.50売り)
ユーロ円売り50,000141.70(SL142.20買い)
ユーロ円買い50,000140.30
ユーロドル売り50,0001.0300(SL1.0350買い)
ユーロドル買い50,0001.0150(SL1.0090売り)
豪ドル円売り50,00095.50(SL96.00買い)
豪ドル円買い50,00094.20
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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