通貨ペア予想レンジ ドル円103.50~105.30 " />

FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

実践トレーディング

最新の記事

為替イブニング海外市場2020年3月10日

2020年03月10日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.50~105.30
ユーロ円117.70~119.50
ユーロドル1.1270~1.1450
豪ドル円67.80~69.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型コロナウィルス感染拡大が実体経済への影響を深刻化させており、昨日の米国株式市場では過去最大の下げ幅を記録、米債券利回りの低下、そして、原油安も重なり、市場はリスク回避の動きに翻弄されている。その中、トランプ米大統領が給与税減税と新型コロナウィルスで打撃を受けた産業への大規模な救済対策を講じる旨を言及するなど、本格的にリスク回避に乗り出しており、また、日本でも新型コロナウィルス対策で10~20兆円規模の補正予算の必要性が示されたことが好感され、ストップロスは小休止の段階にある。その中、日経平均株価は3日ぶりに168円高と反発に転じてはいるが、年初の24,000円前後の高値から既に4,000円以上も暴落しており、経済対策のみでの効果は限定的と見なす見解は少なく無く、負の連鎖が続くと見なした方が無難であろう。いずれにしても、ウィルスの進捗状況次第と言わざるを得ないだけに、引き続き乱高下を意識すると同時に、通常よりもレンジ幅を拡大し、少なめの売買で対応することが得策であろう。

一方、ドル円は株価の下げ渋りもあり、ドル円を買い戻す動きが優勢となり、一時ドル円105円台まで上昇するなど、利食いと損切りが相混じる中、神経質な展開を余儀なくされている。いずれにしても、安易に読み切れない相場環境にあるだけに、引き続きレンジ幅ドル円103.50~105.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは一時昨年1月以来の水準1.15台に迫る勢いを見せていたが、ウィルス感染がイタリアのみならず周辺国にも広がっており、ほぼ失速気味に戻り売りが優先されている。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1280~1.1450まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円台半ば前後から押し目買いと共に、105円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.13割れから押し目買いと共に、1.14台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円104円台から随時ナンピン売りを実施しており、現状では105円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円103円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先うる中、現状ではユーロドル1.14台半ば前後から1.15前後まで断続的に散見されている。一方、買いは1.13割れから押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば前後ではロング、105円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は117円台半ば前後から押し目買いと共に、119円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは68円割れから押し目買いと共に、69円台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.30105.70
ユーロ円117.50120.00
ユーロドル1.12301.1480
豪ドル円67.6070.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50.000☆68.70(SL69.50買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000★▼105.00(SL104.60売り)-¥20,000
ユーロ円ロング50,000★▼119.30(SL118.50売り)-¥40,000
豪ドル円ロング50,000★▼69.80(SL69.50売り)-¥15,000
2020年3月収支経過 (02~10日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥75,000+¥10,000
ユーロ円-¥145,000-¥95,000
ユーロドル-¥75,900(-ドル650)-$250
豪ドル円+¥20,000-¥40,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★▼103.60(SL103.00売り)-¥65,000
ユーロ円買い50,000★▼117.70(SL117.20売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,000★▼1.1400(SL1.1450買い)-$250
豪ドル円買い50,000★▼68.00(SL67.50売り)-¥25,000
前日の売買 海外市場
ドル円買い50,000★101.30(SL100.80売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000☆▼103.50(SL104.20買い)-¥35,000
ドル円売り50,000★△103.20(101.30ロングカバー)+¥95,000
ドル円買い50,000102.00(SL101.40売り)
ユーロ円売り50,000☆▼118.30(SL118.90買い)-¥30,000
ユーロ円買い50,000116.50(SL115.90売り)
ユーロドル売り50,0001.1470(SL1.1530買い)
ユーロドル買い50,0001.1330((1.1270売り)
豪ドル円売り50.000☆68.70(SL69.30買い)
豪ドル円買い50,00067.00(SL66.40売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000105.20(SL105.70買い)
ドル円買い50,000103.50(SL102.90売り)
ユーロ円売り50,000119.50(SL120.00買い)
ユーロ円買い50,000117.70(SL117.10売り)
ユーロドル売り50,0001.1440(SL1.1500買い)
ユーロドル買い50,0001.1270((1.1270売り)
豪ドル円売り50.00069.50(SL70.10買い)
豪ドル円買い50,00068.10
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意
パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 実践トレーディング > 為替イブニング海外市場2020年3月10日