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為替モーニング東京市場2022年1月5日

2022年01月05日
(コラム執筆時間:09時06分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円115.50~116.70
ユーロ円130.50~131.70
ユーロドル1.1250~1.1370
豪ドル円83.50~84.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場はオミクロン株が猛威を振るっているにもかかわらず、経済への影響は限定的との見方が先行しており、米国株式市場ではNYダウが前日比214ドル高と連日で史上最高値を更新しており、また、米債券利回りの高止まりも好感されており、ドルを買い戻す動きが更に深まっている。ただ、昨日発表された米ISM指数は58.7と昨年1月以来の低水準まで下落、そして、仕入価格の大幅低下が目立つ中、米製造業のサプライチェーン問題のひっ迫が緩和しつつあることが示されている。また、11月の求人件数も予想外の減少傾向を示すなど、相対的にインフレ懸念が後退した感が強く、米ドルを拙速的に買い上がる難しさも指摘されており、ドルのもう一段の上昇局面では一旦清算入りと見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は株高気配が増幅する中、米債券利回りの上昇も手伝い、5年ぶりに116円台に突入している。現時点ではストップを巻き込んだ状態であり、底堅い状況には変わりがないが、116円台半ば前後からは実需や利益確定売りが満遍なく散見されており、過度なドル高・円安期待は自重局面に差し掛かっていると言わざるを得ない。引き続きレンジ幅をドル円115.50~116.70円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは、米ドル主導で上値の重い展開が続いているが、米ドルロングの積み上がりを警戒する向きもあり、過度なユーロ安は描きづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1250~1.1370を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円115円台半ば前後から押し目買いと共に、ドル円116円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.13台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、ストップロス先行の展開であり、底堅い展開と判断しているが、輸出企業はドル円116円台以上から随時ナンピン売りを実施しており、現状ではドル円116円台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円115円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.13台半ば前後からナンピン売りと共に、1.12台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円115円台半ば前後ではロング、ドル円116円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は130円台半ば前後から押し目買いと共に、131円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは83円半ば前後から押し目買いと共に、84円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円115.10117.25
ユーロ円130.00132.20
ユーロドル1.11801.1385
豪ドル円83.0085.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆116.30(SL116.70買い)
ユーロ円ショート50,000☆130.70(SL131.70買い)
豪ドル円ショート50,000☆84.00(SL84.70買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆▼115.70(SL116.30買い)-¥30,000
ドル円ショート50,000★▼
ユーロ円ショート50,000★130.70(SL130.70買い)±¥0
豪ドル円ショート50,000★▼83.00(SL83.50買い)-¥25,000
豪ドル円ショート50,000☆▼83.50(SL84.00買い)-¥25,000
2022年1月収支経過(04~05日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥75,000-¥75,000
ユーロ円
ユーロドル+¥45,800(+ドル350)+$350
豪ドル円-¥50,000-¥50,000
前日の売買 東京市場 
ドル円売り50,000☆115.70(SL116.10買い)
ユーロ円売り50,000☆130.70(SL131.30買い)
豪ドル円売り50,000☆83.50(SL84.00買い)
前日の売買&予定 海外市場 
ドル円売り50,000☆116.30(SL116.80買い)
ドル円買い50,000115.20
ユーロ円売り50,000131.50(SL132.00買い)
ユーロ円買い50,000130.30
ユーロドル売り50,0001.1370(SL1.1420買い)
ユーロドル買い50,000★△1.1300(1.1370ショートカバー)+$350
ユーロドル買い50,0001.1250(SL1.1200売り)
豪ドル円売り50,000☆84.00(SL84.50買い)
豪ドル円買い50,00083.00
本日の売買予定 東京市場 
ドル円売り50,000116.70(SL117.10買い)
ドル円買い50,000115.50
ユーロ円売り50,000131.70(SL132.20買い)
ユーロ円買い50,000130.50
ユーロドル売り50,0001.1370(SL1.1420買い)
ユーロドル買い50,0001.1250(SL1.1200売り)
豪ドル円売り50,00084.70(SL85.20買い)
豪ドル円買い50,00083.50
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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