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為替イブニング海外市場2017年3月13日

2017年03月13日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年3月14日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     114.00~115.50
ユーロ円    121.50~123.00
ユーロドル   1.0600~1.0750
豪ドル円    86.00~87.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週末の米2月雇用統計自体は今週のFOMCの利上げを裏付ける内容ではあるが、市場はほぼ利上げを織り込んでいる関係上、総じて、材料出尽くし感を背景に調整色が一段と深まっている。
相対的にはFOMCが実際に年内に2,3度程度利上げを実施すれば、米金利差との拡大を背景に拙速的なドル売りには違和感が生じざるを得ないだろう。
また、米国を除く他の主要国が金融緩和策を恒常化させている以上、市場心理としては、ドル売りに移行したとしても一時的な現象にとどまる公算が高く、ドルを拙速的に売り下がる状況にはない。
ただ、米当局としても、インフレ効果をまえにして、金利正常化のためにも、いずれは米10年債利回りを3%程度まで上昇させたい意向であるが、反面、トランプ政権が懸念しているドル高局面になるだけに、市場全般が不透明感と共にジレンマ状態にあるとも言える。

一方、ドル円は115円台では実需や利食いを踏まえて、改めて、上値の重い展開が意識されているが、機関投資家やヘッジファンドの運用対象が限られており、積極的に下値を探る難しさがある。
当面、114.00~115.50円のレンジ幅重視で臨むことが賢明であろう。

他方、ユーロドルはユーロ圏をめぐる諸問題が嫌気される中、徐々に戻り売りが優先されている。
短期筋としても、ユーロドル1.07台トライには慎重になっている以上、当面、拙速的な売買を手控え、ドル円と同様に、直近のレンジ幅1.0600~1.0750での待機策が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円114円前後から押し目買いを勧めると共に、115円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
他方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.07台以上からナンピン売りと共に、1.06前後から押し目買いで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円115円台半ば前後を中心に、115円台以上からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業は、ドル円114円台半ば前後から押し目買いを実施しており、現状では114円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、レンジ幅をユーロドル1.0600~1.0750まで拡大し、1.06前後から押し目買いと共に、1.07台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円114円割れではロング、115円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は121円台半ば前後から押し目買いと共に、123円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は86円前後から押し目買いと共に、87円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      113.45   115.80
ユーロ円     121.25   123.50
ユーロドル    1.0560   1.0785
豪ドル円     85.55    87.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年3月収支経過(01~13日)
通貨     プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥100,000       -¥10,000
ユーロ円   -¥45,000        -¥35,000
ユーロドル  -¥49,000(-$400)  -$400
豪ドル円   +¥20,000

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ショート 50,000 ☆122.50(SL123.20買い)
ユーロドルショート50,000 ☆1.0660(SL1.0730買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ショート 50,000★▼121.80(SL122.50買い)-¥35,000
ユーロドルショート50,000★▼1.0580(SL1.0660買い)-$400


前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000 ☆122.50(SL123.00買い)

前日の売買 海外市場

ドル円買い   50,000★▼114.70(114.50ショートカバー)-¥10,000
ユーロドル売り 50,000 ☆1.0660(SL1.0710買い)

本日の売買予定 東京市場

出来ず Nothing done
ドル円売り    50,000  115.50(SL106.10買い)
ドル円買い   50,000  114.30(Sl113.80売り)
ユーロ円売り  50,000  123.20(SL123.80買い)
ユーロ円買い  50,000  121.80
ユーロドル売り 50,000  1.0730(SL1.0800買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0550
豪ドル円売り  50,000  87.40(SL88.00買い)
豪ドル円買い  50,000  86.00(SL85.30売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り    50,000  115.30(SL106.00買い)
ドル円買い   50,000  114.10(Sl113.50売り)
ユーロ円売り  50,000  123.00(SL123.70買い)
ユーロ円買い  50,000  121.70
ユーロドル売り 50,000  1.0740(SL1.0810買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0630
豪ドル円売り  50,000  87.40(SL88.00買い)
豪ドル円買い  50,000  86.10(SL85.40売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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