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為替モーニング東京市場2017年3月31日

2017年03月31日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年3月31日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     111.00~112.80
ユーロ円    118.80~120.30
ユーロドル   1.0600~1.0750
豪ドル円    84.80~86.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

トランプ政権が為替操作国にペナルティを課すとの観測記事を受けて、市場は一時ドル売りに走ったが、その後、米10~12月期GDP・確報値が+2.1%と市場予想を上回ると共に、米10年債利回りが2.4台まで上昇したことをきっかけに、ドルを買い戻す動きが優勢になっている。
ただ、市場ではトランプ政権下による一連の政策運営への不透明感が払しょくされない限り、どちらにも積極的にポジションを傾けづらい相場環境にある。
その中、FRB関係筋からは金利正常化に向けて、利上げ回数は年内3回から4回程度とタカ派的な発言が相次いでいる割には長期債利回りが伸び悩んでいる事に苦慮している。
世界的な金融緩和による過剰流動性が起因していると同時に、政治的リスクが債券利回りの上昇を阻んでいる要因とも言えるだろう。

一方、ドル円は112円台に迫る展開になっているが、相対的には日米金利差拡大や縮小に左右される展開になっている。
短絡的には米10年債利回りが2.3%台ではドル売り、2.5%台ではドル買いに走る傾向があるだけに、現状ドル円112円前後が心地よりレベルとも解釈できるが、引き続き相場が動意づくまでレンジ幅を拡大し、債券利回りの推移と照らしながらの始動が一考であろう。

他方、ユーロドルはFRBがインフレ率は目標値+2.0%に向けて、タカ派的であるに反して、欧州中央銀行(ECB)はハト派的なスタンスを維持している以上、欧米金利差拡大を背景に、引き続き戻り売り優勢の展開を強いられている。
ただ、先の英EU離脱通知を受けて、ポンド離れが加速する恐れもあり、ユーロを買い戻す動きも散見されており、米金利差との比較のみでユーロ売りを促す材料としては希薄になっている。
当面、レンジ幅をユーロドル1.0600~1.0750まで拡大し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は新年度入りの関係上、様子見モードにあるが、レンジ幅を111.00~112.50まで拡大し、111円台半ば割れから押し目買いと共に、112円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
他方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.06前後から押し目買いと共に、1.07台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円112円前後からナンピン売りを実施しており、現状では112円台半ば前後からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業はドル円111円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では拙速的な売買を控えて、ユーロドル1.07台半ば前後から1.08前後まで散見されている模様。
一方、買いは1.06前後に集約されている模様。

●クロス円は、ドル円111円前後ではロング、112円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は119円割れから押し目買いと共に、120円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は85円前後から押し目買いと共に、86円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      110.70   113.10
ユーロ円     118.45   120.75
ユーロドル    1.0570   1.0780
豪ドル円     84.30    86.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年3月収支経過(01~31日)本日のNY closing 清算予定

通貨     プラスマイナス       前日比
ドル円    -¥20,000        -¥15,000
ユーロ円   -¥85,000
ユーロドル  -¥83,700(-$700)  
豪ドル円   -¥15,000       +\30,000

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング  50,000 ☆119.20(SL118.80売り)
ユーロドルロング 50,000 ☆1.0680(Sl1.0620売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000☆▼111.80(120.10ショートカバー)-¥15,000
ドル円買い   50,000  110.50(SL110.00売り)
ユーロ円売り  50,000  120.20
ユーロ円買い  50,000  118.60(SL118.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0800(SL1.0870買い)
ユーロドル買い 50,000 ☆1.0680(Sl1.0620売り)
豪ドル円売り  50,000  85.60
豪ドル円買い  50,000  84.50(SL84.00売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  112.40(SL113.00買い)
ドル円買い   50,000  111.10(SL110.50売り)
ユーロ円売り  50,000  120.00
ユーロ円買い  50,000  118.80(SL118.20売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0750
ユーロドル買い 50,000  1.0620(Sl1.0550売り)
豪ドル円売り  50,000☆△85.60(85.00ロングカバー)+¥30,000
豪ドル円売り  50,000  86.00(SL86.70買い)
豪ドル円買い  50,000  84.80(SL84.20売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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