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為替イブニング海外市場2022年5月11日

2022年05月11日
(コラム執筆時間:19時27分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円129.30~130.80
ユーロ円136.30~137.80
ユーロドル1.0500~1.0630
豪ドル円90.30~91.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米債券利回りの低下が嫌気される中、10年債利回りが3%を下回り、2.9%割れ目前まで低下しており、相対的にややドル売り基調を強めている。ただ、依然として、リスク回避のドル買い需要を含めて、過剰流動性資金が米債券市場に集中しやすい外部環境にあり、ある程度の低下は想定範囲と言わざるを得ないだけに、拙速的にドルを手仕舞う動きが限定的と見なした方が無難であろう。そんな中、懸念されていた日経平均株価は小幅反発しており、下げ止まりの様相を呈している。ただ、市場にはウクライナ情勢や中国経済の後退懸念などの不協和音があり、相場の難易度を否応もなく深めているが、米債券利回りの低下は米国株式市場の追い風になる可能性もあり、引き続きドル買いニーズは健在と言えるだろう。

一方、ドル円は米債券利回りの低下を受けて、ややドル売りが先行しているが、FRBの金利正常化志向は根強く、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円129.30~130.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開に変わりがないが、ドル円と同様に米金利の低下を背景に買い戻されているが、ウクライナ情勢が混沌としている状況下では拙速的な上値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0500~1.0630を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、129円台前半からから押し目買いと共に、130円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.05前後から押し目買いと共に、1.06台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円131円前後前後を中心に、130円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、130円割れから随時実施しているが、現状では129円前後を視野に、129円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しているが、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.05割れから押し目買いと共に、1.06台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている。

●クロス円は、ドル円129円前後ではロング、130円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は136円台半ば前後から押し目買いと共に、137円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は90円台半ば割れから押し目買いと共に、91円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円128.70131.00
ユーロ円136.00138.20
ユーロドル1.04501.0670
豪ドル円89.7092.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆129.80(SL129.30売り)
豪ドル円ショート50,000☆91.00(SL91.50買い)
2022年5月収支経過(02~11日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥40,000
ユーロ円+¥30,000
ユーロドル+¥48,000(+ドル350)
豪ドル円-¥25,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000130.80(SL131.30買い)
ドル円買い50,000☆129.80(SL129.30売り)
ユーロ円売り50,000138.00(SL138.50買い)
ユーロ円買い50,000136.80(SL136.30売り)
ユーロドル売り50,0001.0600(SL1.0650買い)
ユーロドル買い50,0001.0480(SL1.0430売り)
豪ドル円売り50,000☆91.00(SL91.50買い)
豪ドル円買い50,00089.80(SL89.30売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000130.50
ドル円買い50,000129.30(SL128.80売り)
ユーロ円売り50,000137.80(SL138.30買い)
ユーロ円買い50,000136.50(SL136.30売り)
ユーロドル売り50,0001.0620(SL1.0670買い)
ユーロドル買い50,0001.0500(SL1.0450売り)
豪ドル円売り50,00091.50(SL92.00買い)
豪ドル円買い50,00090.40
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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