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為替モーニング東京市場2022年4月4日

2022年04月04日
(コラム執筆時間:08時58分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円121.80~123.30
ユーロ円134.50~136.00
ユーロドル1.0980~1.1130
豪ドル円91.00~92.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週末発表された3月の米雇用統計は概ね予想範囲の内容だったが、失業率が3.6%まで低下した。米労働市場の力強さを反映しており、当初の予定通り、FRBは金利正常化に意欲的との見方が少なくない。改めて、次回5月FOMCにおいては0.5%の利上げも見込まれている。そして3月15日~16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が今週6日に公表されるが、前回FOMCにおいて、3年3か月ぶりの利上げを実施した直後ではあるものの、依然として、年内複数回の利上げを示唆するか否かに注目が集まっている。そんな中、米国株式市場でNYダウが前日比139ドル高と反発する等、再び3万5000ドル台は時間の問題になりつつあり、ドルを買い戻す動きが強まっている。ただ、市場ではすでに有事のドル買いや金利先高観測が織り込まれており、さらなるドル上昇局面では一旦清算入りと見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は米雇用統計の発表後も122円台半ば前後でもみ合い相場が続いているが、依然として、日米金利差拡大を背景に底堅い展開が予想されている。ただし相場全体にドルロングが浸透しており、過度なドル高期待は自重局面に差し掛かりつつある。引き続きレンジ幅をドル円121.80~123.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはウクライナ情勢が混沌とする中、ユーロドル1.10台を維持している。現状では双方の単なる停戦協議では進展する可能性は低く、相対的な不透明感がある以上、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.0980~1.1130の中で売買を模索すると共に、同レベル前後からナンピン売買で待機策に努めることが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、122円割れから押し目買いを勧めると共に、123円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.10割れを視野に、同レベル前後から押し目買いと共に、1.11台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを継続する中、輸出企業はドル円123円台を視野に、同レベル前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、121円台半ば前後を中心に、122円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ウクライナ情勢を睨みながら、微調整に終始しているが、現状では戻り売りを優先しており、ユーロドル1.11台半ば前後からナンピン売りと共に、1.10割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円121円台半ば前後ではロング、123円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は134円台半ば前後から押し目買いと共に、136円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は91円前後から押し目買いと共に、92円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円121.40123.60
ユーロ円134.10136.35
ユーロドル1.09401.1160
豪ドル円90.7093.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆123.00(SL123.30買い)
2022年4月収支経過(01~04日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円+¥50,000+¥50,000
ユーロ円+¥35,000+¥35,000
ユーロドル
豪ドル円+¥45,000+¥45,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000★△122.30(121.30ロングカバー)+¥50,000
ユーロ円売り50,000★△135.50(134.80ロングカバー)+¥35,000
豪ドル円売り50,000★△91.70(90.80ロングカバー)+¥45,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆123.00(SL123.60買い)
ドル円買い50,000121.70(SL121.20売り)
ユーロ円売り50,000136.00(SL136.60買い)
ユーロ円買い50,000134.50(SL133.90売り)
ユーロドル売り50,0001.1130(SL1.1180買い)
ユーロドル買い50,0001.0980(SL1.0930売り)
豪ドル円売り50,00092.70(SL93.30買い)
豪ドル円買い50,00091.30(SL90.70売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000123.30(SL123.80買い)
ドル円買い50,000122.10
ユーロ円売り50,000135.80(SL136.30買い)
ユーロ円買い50,000134.50(SL133.90売り)
ユーロドル売り50,0001.1130(SL1.1180買い)
ユーロドル買い50,0001.0980(SL1.0930売り)
豪ドル円売り50,00092.50(SL93.00買い)
豪ドル円買い50,00091.20(SL90.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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