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為替イブニング海外市場2022年3月18日

2022年03月18日
(コラム執筆時間:19時28分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円118.30~119.50
ユーロ円130.80~132.00
ユーロドル1.1000~1.1130
豪ドル円87.20~88.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

ロシアとウクライナの停戦協議が連日のように行われているが、ロシア側からのウクライナ攻撃は絶え間なく続いており、依然として不透明感が市場の圧迫要因となっている。一方、金融政策の面では米国および英国が想定通りに利上げを実施する中、日銀は現状維持に留まっており、改めて米金利の優位性が意識されている。そんな中、今晩予定されている米中首脳会談が注目されているが、双方が停戦に向けて何らかの打開策を講じたいとは見られるものの、相手がロシアであるだけに、中国側の協力を得られるかは微妙と言わざるを得ない。いずれにしても、週末にかけて突発的な事態に備える意味でも、引き続き直近のレンジ幅を重視し、相場が動意づくまでは静観するのが正解であろう。

一方、日経平均が前日比147円高と5日続伸しているが、ドル円は119円前後でもみ合い相場が続いている。依然として、日米金利差を背景に底堅い展開ではあるが、119円台半ば前後では実需売りや利益確定売りが散見されており、拙速的な上値トライには慎重になっている。引き続き直近のレンジ幅ドル円118.30~119.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で待機することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは、ウクライナ情勢を睨みながらの神経質な展開が予想されるが、現状では1.10台半ば前後で売り買いが拮抗する中、戻り売りが優先されており、拙速的な上値トライは慎重にならざるを得ない。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1000~1.1130を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、118円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、119円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.10前後から押し目買いと共に、1.11台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は、今朝と同様にドル円119円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、118円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.11台以上からナンピン売りと共に、1.100前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円118円台前半ではロング、119円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は131円割れから押し目買いと共に、132円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は87円前後から押し目買いと共に、88円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円117.80120.00
ユーロ円130.35132.55
ユーロドル1.09501.1170
豪ドル円86.5588.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆118.80(SL119.30買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1100(SL1.1150買い)
豪ドル円ショート50,000☆88.00(SL88.40買い)
本日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000☆▼87.50(SL88.00買い)-¥25,000
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆▼130.70(SL131.30買い)-¥30,000
ユーロ$ショート50,000☆▼1.1050(SL1.1100買い)-$250
豪ドル円ショート50,000☆▼87.00(SL87.50買い)-¥25,000
2022年3月収支経過(01~18日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円-¥60,000
ユーロ円-¥280,000-¥55,000
ユーロドル-¥13,200(―$100)-$250
豪ドル円-¥15,000-¥50,000
前日の売買 東京市場
ユーロドル売り50,000☆1.1050(SL1.1100買い)
豪ドル円売り50,000☆87.00(SL87.50買い)
前日の売買 海外市場
ユーロ円売り50,000★▼131.30(SL131.80買い)-¥25,000
ユーロドル売り50,000☆1.1100(SL1.1150買い)
豪ドル円売り50,000☆87.50(SL88.00買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000119.20(SL119.70買い)
ドル円買い50,000118.10
ユーロ円売り50,000132.30(SL132.80買い)
ユーロ円買い50,000131.00(SL130.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1150(SL1.1200買い)
ユーロドル買い50,0001.1050
豪ドル円売り50,000☆88.00(SL88.50買い)
豪ドル円買い50,00087.00
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000119.50(SL120.00買い)
ドル円買い50,000118.30
ユーロ円売り50,000132.00(SL132.50買い)
ユーロ円買い50,000130.80(SL130.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1130(SL1.1180買い)
ユーロドル買い50,0001.1020
豪ドル円売り50,00088.40(SL88.90買い)
豪ドル円買い50,00087.20
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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