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為替イブニング海外市場2021年10月5日

2021年10月05日
(コラム執筆時間:18時53分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.50~111.70
ユーロ円128.50~129.50
ユーロドル1.1550~1.1670
豪ドル円80.30~81.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

東京株式市場では岸田新政権が発足、そして、新型コロナウィルス感染者数が大幅に減少しているにもかかわらず、日経平均が前日比622円安とあっさり2万千円割れと危機感を強めている。下落要因としては米金利の上昇も一つの材料ではあるが、中国恒大集団などの破綻リスクと重なり、米国の債務上限問題が棚上げになっており、一部では米国初のデフォルト問題に発展するとの憶測もあり、相対的にリスク回避目的によるポジションの手仕舞いが急がれている。その中、為替相場自体は逆に動意薄の展開を強いられているが、既にリスク回避のドル買いが浸透しており、投機筋としては拙速的に買い上がる雰囲気は失せている。当面、ドルの更なる上昇局面では一旦清算入りと見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は米金利の優位性は変わらず、底堅い展開ではあるが、流石に急ピッチの上昇に違和感が生じており、加速的な上昇は描きづらい状況にある。引き続きレンジ幅ドル円110.50~111.70円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.16前後で膠着度を強めているが、相対的にはポンドの持ち直しもあり、下値は限定的になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1550~1.1670を重視し、同レベル前後からナンピンが賢明であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円台半ば前後から押し目買いと共に、111円台半ば以上からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.16台半ば以上からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円111円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円110円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.16台半ば前後からナンピン売りと共に、1.15台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しになるが、ドル円110円台半ば前後ではロング、ドル円111円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円台半ば割れから押し目買いと共に、81円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円110.00112.15
ユーロ円127.85130.00
ユーロドル1.15001.1710
豪ドル円79.8582.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年10月収支経過(01~05日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル
豪ドル円+\45,000+¥45,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
豪ドル円売り50,000★△80.90(80.00ロングカバー)+¥45,000
本日の売買&予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000111.50(SL112.00買い)
ドル円買い50,000110.50(SL110.00売り)
ユーロ円売り50,000129.50(SL130.00買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1670(SL1.1720買い)
ユーロドル買い50,0001.1570(SL1.1520売り)
豪ドル円売り50,00081.50(SL82.00買い)
豪ドル円買い50,00080.30(SL79.80売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000111.60(SL112.00買い)
ドル円買い50,000110.50(SL110.10売り)
ユーロ円売り50,000129.50(SL130.00買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1670(SL1.1720買い)
ユーロドル買い50,0001.1550(SL1.1500売り)
豪ドル円売り50,00081.30(SL81.80買い)
豪ドル円買い50,00080.30(SL79.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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