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為替モーニング東京市場2017年6月07日

2017年06月07日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年6月07日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     109.00~110.30
ユーロ円    122.50~124.00
ユーロドル   1.1200~1.1330
豪ドル円    81.50~83.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

明日に控えている英総選挙やコミー前FBI長官の議会証言、そして、ECB理事会を前にして、相対的にリスク回避ムードが広がっている。
特に前FIB長官の証言次第ではトランプ政権を揺るがしかねない可能性も帯びており、今後の政策運営に大きな影響を及ぼすとの声も少なくなく、トランプ大統領による規制緩和や税制改革が頓挫する可能性も否定できないだけに、市場参加者は今後の成り行きを見極めたい思惑が先行している。
その中、トランプ大統領は史上最大規模の減税を目指すとした上、惨事になる前にオバマケア代替措置が必要と強気発言に終始している。
また、ムニューシン米財務長官はトランプ大統領が対中貿易不均衡を明確に問題視しており、我々の政権では為替を真剣に取り扱っている旨を改めて述べるなど、相場の難易度を更に強めている。

一方、ドル円は米債券利回りの低下懸念を踏まえて、リスク回避的に109円台前半まで下落するなど、警戒感を強めている。
一部では中国が米国債を買い増す用意があるとの報道が伝わり、ドル円110円台が重石になっている。
ただ、中国は米国債売却を通じて為替介入を行っており、既に米国債保有残高が日本に次いで第二位に甘んじている現状を踏まえると、過剰期待は禁物とも言える。
いずれにしても、米利上げ観測が消滅したわけでもなく、潜在的なドル買いニーズは顕在化しているため、更なる円高局面入りと判断するのは時期尚早であろう。

他方、ユーロドルや相変わらず、ドルとポンド動向に左右される展開を強いられているが、円と同様に、リスク回避的手段がユーロドルの底堅さに繋がっているが、引き続きレンジ幅を1.1200~1.1350まで拡大し、相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

●戦略的には、ドル円はストップロス優先の展開に変わりがなく、ドル円110円台以上からナンピン売りと共に、109円割れから押し目買いで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.12前後から押し目買いと共に、1.13台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視しながら様子見スタンスを維持している。
輸出企業は110円台半ば前後を中心に、110円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は109円台半ば前後から随時実施しており、現状では109円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、利益確定売りを踏まえて、ユーロドル1.13台以上からの戻り売りを優先している。
一方、買いは1.12前後に集約されている模様。

●クロス円は、昨日と同様に、ドル円109円前後ではロング、110円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は122円台半ば前後から押し目買いと共に、124円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円も81円台半ば前後から押し目買いと共に、83円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     108.45   110.70
ユーロ円    122.20   124.55
ユーロドル   1.1150   1.1380
豪ドル円    81.10    83.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年6月収支経過(01~06日)
通貨    プラスマイナス       前日比
ドル円   -¥25,000        
ユーロ円           
ユーロドル -¥24,900(-$200)   
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆110.00(SL109.00売り)
ユーロ円ロング 50,000 ☆123.70(SL122.70売り)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1280(SL1.1330買い)、
豪ドル円ロング 50,000 ☆82.60(SL81.60売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ドル円買い    50,000 ☆110.00(SL109.50売り)
ユーロ円買い  50,000 ☆123.70(SL123.10売り)

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done
ドル円売り    50,000  110.50
ドル円買い    50,000  109.10(SL108.50売り)
ユーロ円売り  50,000  124.20
ユーロ円買い  50,000  122.70(SL122.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1320(SL1.1380買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1200
豪ドル円売り  50,000  82.80
豪ドル円買い  50,000  81.50(SL81.00売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  110.30
ドル円買い    50,000  109.00(SL108.50売り)
ユーロ円売り  50,000  124.00
ユーロ円買い  50,000  122.70(SL122.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1330(SL1.1380買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1220
豪ドル円売り  50,000  82.80
豪ドル円買い  50,000  81.60(SL81.00売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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為替大観 小池正一郎
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