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為替イブニング海外市場2022年5月12日

2022年05月12日
(コラム執筆時間:19時04分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円128.00~129.50
ユーロ円133.50~135.00
ユーロドル1.0370~1.0520
豪ドル円87.50~89.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

東京株式市場はNYダウの下落を引き継ぐ格好で、日経平均株価は前日比464円安とあっさり2万6000円割れで引けている。先の米4月CPI発表を受けて、米国内でのインフレ懸念が払しょくされておらず、依然として、米金利先高観測を踏まえて、世界同時株安を連想する展開に陥っている。また、為替市場でも円高に振れていることもあり、輸出企業を中心に下げ幅を拡大していることも、株安気配を助長させている。時期尚早ではあるが、一部では潮目が変われば、年初来安値圏である2万5000円前後まで意識されると共に、円高・株安の展開も意識せざるを得ない。ただ、売られ過ぎていた印象が強い円相場なだけに、米金利先高観測が一巡すれば、調整的に円高局面を迎えても何ら不思議ではないだろう。当面、神経質な展開が予想されるだけに、引き続きレンジ幅を拡大し、じっくり待機策で対応することが賢明であろう。

一方、ドル円は米金利の優位性にもかかわらず、128円台半ば前後まで下値を模索しているが、米債券利回りの低下も限られている以上、過度な円高局面は描きづらい状況にある。とは言え、ストップロス先行の展開であり、もう一段の下落局面を想定せざるを得ない。引き続きレンジ幅ドル円128.00~129.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはユーロ円安も加わり、1.04台半ば割れまで急落しており、戻りの鈍い展開を強いられている。ドル円と同様にストップロス先行の展開は否めず、戻り売りが優先されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0370~1.0520まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、128円前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.04割れから押し目買いと共に、1.05台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円129円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、129円前後から押し目買いを実施しており、現状では128円付近の買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、買い材料が皆無に等しく、引き続き戻り売りを優先している。現状ではユーロドル1.04割れを視野に、同レベル前後から押し目買いと共に、1.05台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている。

●クロス円は、ドル円128円前後ではロング、129円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は133円台半ば前後から押し目買いと共に、135円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は87円台半ば前後から押し目買いと共に、89円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円127.50130.00
ユーロ円133.30135.80
ユーロドル1.03101.0580
豪ドル円87.0089.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000☆1.0470(SL1.0380売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000★▼91.00(SL91.50買い)-¥25,000
2022年5月収支経過(02~12日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50,000+¥10,000
ユーロ円-¥5,000-¥35,000
ユーロドル+¥47,000(+ドル350)
豪ドル円-¥20,000+¥5,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★129.80(SL129.30売り)
豪ドル円売り50,000★91.00(SL91.50買い)
前日の売買 海外市場
ドル円売り50,000★△130.50(129.80)ロングカバー)+¥35,000
ユーロ円買い50,000★▼136.50(SL136.30売り)-¥10,000
豪ドル円売り50,000★91.50(SL92.00買い)
豪ドル円買い50,000★△90.40(91.50ショートカバー)+¥55,000
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000130.30(SL130.80買い)
ドル円買い50,000☆▼129.00(SL128.50売り)-¥25,000
ユーロ円売り50,000137.00(SL137.50買い)
ユーロ円買い50,000☆▼135.50(SL135.00売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,0001.0600(SL1.0650買い)
ユーロドル買い50,000☆1.0470(SL1.0420売り)
豪ドル円売り50,00090.30(SL90.80買い)
豪ドル円買い50,000☆▼89.00(SL88.50売り)-¥25,000
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000129.50(SL130.00買い)
ドル円買い50,000128.00(SL127.50売り)
ユーロ円売り50,000135.30(SL135.80買い)
ユーロ円買い50,000133.80(SL133.30売り)
ユーロドル売り50,0001.0520
ユーロドル買い50,0001.0370(SL1.0310売り)
豪ドル円売り50,00089.30(SL89.80買い)
豪ドル円買い50,00087.50(SL87.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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