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為替モーニング東京市場2022年4月27日

2022年04月27日
(コラム執筆時間:09時32分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円126.70~128.30
ユーロ円134.70~136.30
ユーロドル1.0580~1.0750
豪ドル円90.00~91.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米株式市場では、NYダウが前日比809ドル安と反落、ナスダック総合株価指数とS&P500指数も大幅反落するなど、米金利先高観測が否応もなしに意識されている。また、ロシアのウクライナに対する軍事行動が激化する中、中国の上海及び北京などの主要都市でロックダウンの動きが広がるなど、中国経済の減速懸念も重なっており、相対的にリスク回避の流れが加速している。そんな中、米金融市場では5月FOMCにおいて、0.5%の利上げは確実視されているが、6月の会合でも0.5%の利上げが有力視されるなど、FRBはインフレ抑制のために金利正常化には揺るぎがないとの見方が支配的になっている。ただ、想定以上に株式市場が敏感に反応しており、一部ではFRBのタカ派姿勢に異論を唱える企業も相次いでいる。金利正常化を急ぐべきではないとの見解も少なくないだけに、当面、米債券利回りの動向に沿った売買戦略が得策だが、同時にリスク回避志向を背景とした米ドル買い、そして、割安感が生じている円買いにマーケットは傾斜していると言わざるを得ない。

一方、ドル円は米金利の優位性を背景に、底堅い展開ではあるが、明日の日銀金融政策決定会合では多くは期待できないものの、円安対策に言及する可能性もあり、引き続きレンジ幅ドル円126.70~128.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはウクライナ情勢が重石であるが、ロシアがポーランドに対して、天然ガスの供給停止など、報復報道もあり、節目1.05前後まで意識されるなど、警戒感を強めている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0580~1.0750を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、126円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、128円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.06割れから押し目買いと共に、1.07台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円128円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は127割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ユーロドル1.06割れを視野に、戻り売りを優先しているが、現状では同レベル前後で利益確定買いも散見されるなど、拙速的に下値を模索する難しさがある。ユーロドル1.07台半ば前後からナンピン売りと共に、1.06割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円126円台半ば前後ではロング、128円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は134円台半ば前後から押し目買いと共に、136円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は91円前後から押し目買いと共に、92円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円126.20128.70
ユーロ円134.00136.50
ユーロドル1.05301.0820
豪ドル円89.7092.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆127.30(SL126.80売り)
ユーロドルロング50,000☆1.0750(SL1.0600売り)
2022年4月収支経過(01~27日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円-¥75,000
ユーロ円+¥60,000-¥25,000
ユーロドル-¥108,700(-$800)
豪ドル円-¥120,000+¥40,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50,000☆92.30(SL92.80買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000128.80(SL129.30買い)
ドル円買い50,000☆127.30(SL126.80売り)
ユーロ円売り50,000137.70(SL138.20買い)
ユーロ円買い50,000☆▼136.00(SL135.50売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,0001.0780
ユーロドル買い50,0001.0630(SL1.0580売り)
豪ドル円売り50,00092.80(SL93.30買い)
豪ドル円買い50,000☆△91.50(92.30ショートカバー)+¥40,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000128.20
ドル円買い50,000126.70(SL126.20売り)
ユーロ円売り50,000136.00(SL136.50買い)
ユーロ円買い50,000134.50(SL134.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0750
ユーロドル買い50,0001.0580(SL1.0530売り)
豪ドル円売り50,00091.70(SL92.20買い)
豪ドル円買い50,00090.20(SL89.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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