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為替イブニング海外市場2020年8月27日

2020年08月27日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.50~106.80
ユーロ円124.70~126.00
ユーロドル1.1750~1.1880
豪ドル円76.30~77.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

中国が中距離弾道ミサイル4発を南シナ海に向けて発射、俄かに緊張感が高まっている。トランプ政権が南シナ海で紛争中の拠点を巡る埋め立てと軍事化に関わった企業を対象に中国企業24社を制裁リストに掲載し、貿易などの面で制限を設けたことが起因しているが、現時点では一触即発の状況ではないとは言え、更に混迷度を深めていると言わざるを得ない。その中、ロス商務長官は中国共産党が主張する南シナ海の領有権を認めない方針を打ち出しており、また、エスパー国防長官も中国が国際法を順守せず、南シナ海で軍事化を進めていると批判するなど、ある意味ではコロナショック以上にマーケットに緊張感が走っている。それ故に、市場参加者はポジションの縮小に追い込まれる可能性が高く、当面、米中の報復合戦を見極めながら臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は米中摩擦を背景に、リスク回避のドル買いと円買いが同居しており、ドル円106円前後で身動きが取りづらい状況にある。引き続きレンジ幅ドル円105.50~106.80円まで拡大し、同レベル前後から少なめのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米中の緊張を背景に消去法的に買われている側面が強いが、下値限定的と判断し、レンジ幅ユーロドル1.1750~1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円台半ば割れから押し目買いと共に、106円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.19前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円106円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は引き続きドル円105円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、下値トライには慎重になっているが、現状では1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.18台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円105円台半ば割れではロング、ドル円106円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は125円割れから押し目買いと共に、126円前後からナンピン売りを勧める。一方、豪ドルは76円台前半から押し目買いと共に、77円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.85107.20
ユーロ円124.20126.50
ユーロドル1.17201.1940
豪ドル円75.7078.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000☆1.1800(1.1770売り)
豪ドル円ショート50.000☆77.00(SL77.50買い)
2020年8月収支経過(3~27日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥45,000
ユーロ円+¥130,000
ユーロドル+¥182,000(+$1,450)
豪ドル円+¥85,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000106.50(SL107.00買い)
ドル円買い50,000105.50(SL105.00売り)
ユーロ円売り50,000126.00(SL126.50買い)
ユーロ円買い50,000124.80(SL124.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1870
ユーロドル買い50,0001.1780(1.1730売り)
豪ドル円売り50.000☆77.00(SL77.50買い)
豪ドル円買い50,00076.00(SL75.50売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000106.70(SL107.20買い)
ドル円買い50,000105.50(SL105.00売り)
ユーロ円売り50,000125.80(SL126.30買い)
ユーロ円買い50,000124.70(SL124.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1850
ユーロドル買い50,0001.1770(1.1720売り)
豪ドル円売り50.00077.50(SL78.00買い)
豪ドル円買い50,00076.50
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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