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為替モーニング東京市場2021年5月11日

2021年05月11日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.50~109.50
ユーロ円131.50~132.50
ユーロドル1.2080~1.2180
豪ドル円84.70~85.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週末の悪い米雇用統計を受けて、FRBは緩和スタンスを継続するとの見方があるが、各連銀総裁からは今回の米雇用統計の数値は一過性との見方が少なくなく、カプラン・ダラス連銀総裁は失望的な米雇用統計はサプライチェーン問題が影響した可能性があり、年内はなお力強い雇用の伸びを指摘、エバンス・シカゴ連銀総裁は力強い雇用統計に戻ると楽観視、そして、デーリー・サンフランシスコ連銀総裁は4月の米雇用統計に失望感はない旨を述べるなど、相対的に一時的な現象に過ぎないとの見解が少なくない。その中、米国株式市場ではNYダウが一時3万5千ドル台と史上最高値を更新、引け値では前日比34ドル安と利益確定売りに圧された感が強いが、米景況感の良さを見越した展開には変わりがなく、再びドルを買い戻す動きが優勢になっている。

一方、ドル円は日米金利差によるドル買いとリスク回避の円買いに挟まれ、ドル円108円台後半で膠着度を強めている。相対的には米債券利回りの下げ止まりもあり、底堅い展開ではあるが、引き続きレンジ幅ドル円108.50~109.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長されたものの、ユーロドル1.22台には届かず、利益確定売りに圧されており、改めて上値の重さが意識されている。反面、ポンドの急伸も下支えになっており、拙速的な下値トライには慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2080~1.2180を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、109円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21割れから押し目買いと共に、1.22前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業は昨日と同様に、ドル円109円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は108円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状ではユーロドル1.21割れから押し目買いと共に、1.21台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台半ば割れではロング、109円台半ば前後ではショートをイージし、ユーロ円は131円台半ば前後から押し目買いと共に、132円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円台半ば前後から押し目買いと共に、85円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.75109.85
ユーロ円131.00133.20
ユーロドル1.20301.2250
豪ドル円84.2086.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆108.70(SL108.30売り)
ユーロドルショート50,000☆1.2120(SL1.2200買い)
豪ドル円ショート50,000☆85.30(SL86.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000★▼131.80(SL132.50買い)-¥35,000
2021年5月収支経過 (06~10日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円-¥15,000-¥15,000
ユーロドル
豪ドル円-\40,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆132.50(SL133.00買い)
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000109.20
ドル円買い50,000108.30(SL107.90売り)
ユーロ円売り50,000132.80(SL133.30買い)
ユーロ円買い50,000131.80
ユーロドル売り50,0001.2200(SL1.2250買い)
ユーロドル買い50,0001.2110
豪ドル円売り50,00086.00(SL86.50買い)
豪ドル円買い50,00085.00
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.30
ドル円買い50,000108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り50,000132.50(SL133.30買い)
ユーロ円買い50,000131.60(SL131.10売り)
ユーロ円買い50,000☆△132.10(132.50ショートカバー)+¥20,000
ユーロドル売り50,0001.2180(SL1.2230買い)
ユーロドル買い50,0001.2100
豪ドル円売り50,00085.70(SL86.20買い)
豪ドル円買い50,00084.80
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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