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為替モーニング東京市場2021年7月14日

2021年07月14日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.00~111.00
ユーロ円129.80~130.80
ユーロドル1.1730~1.1830
豪ドル円81.80~82.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国株式市場では史上最高値圏に対する警戒感もあり、利益確定売りに圧される格好でNYダウは前日比107ドル安と小反落している。そして、昨日発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は総合指数が前年比5.4%と予想を大きく上回る内容となり、米景況感の良さが改めて認識されている。また、米債券利回りの再上昇も手伝いドルを買い戻す動きが優勢になっている。その中、本日予定されているパウエルFRB議長の下院金融委員会での議会証言に注目が集まっているが、既に、パウエルFRB議長のほか、他の多くのFOMCメンバーからはインフレ上昇は一時的と述べており、FRBのテーパリング観測は議論開始の段階は否めず、加速的な金利上昇は見込みづらい外部環境にある。相対的にドルのもう一段の上昇局面では戻り売りに転じることも一案であろう。

一方、ドル円は米債券利回りの上昇を背景に底堅い展開が予想される。当面、パウエルFRB議長の議会証言次第とは言え、サプライズは期待薄であり、引き続きレンジ幅ドル円110.00~111.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.18割れとなり、上値の重い展開を強いられている。現時点ではECBとFRBとの金融政策の相違がドル買いユーロ売りを助長しているが、FRBが即座に金融引き締め策に転じる可能性が低いだけに、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1730~1.1830を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円前後から押し目買い共に、111円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17台半ば割れから押し目買いと共に、1.18台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円110円台半ば前後から随時実施しており、現状では111円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円110円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.18台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.17台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円110円前後ではロング、ドル円111円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は130円割れから押し目買いと共に、130円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円割れから押し目買いと共に、82円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円109.55111.70
ユーロ円129.20131.30
ユーロドル1.16801.1885
豪ドル円81.2083.35

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆110.00(SL110.00売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1800(SL1.1730売り)
2021年7月収支経過(01~14日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥10,000
ユーロドル+¥45,600(+ドル350)
豪ドル円-¥35,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.70
ドル円買い50,000109.80(SL109.30売り)
ユーロ円売り50,000131.00(SL131.50買い)
ユーロ円買い50,000130.00(SL129.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1900(SL1.1950買い)
ユーロドル買い50,000☆1.1800(SL1.1750売り)
豪ドル円売り50,00083.00(SL83.50買い)
豪ドル円買い50,00082.00(SL81.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.80
ドル円買い50,000110.00(SL109.60売り)
ユーロ円売り50,000130.80(SL131.30買い)
ユーロ円買い50,000129.80(SL129.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1830
ユーロドル買い50,0001.1730(SL1.1680売り)
豪ドル円売り50,00082.80(SL83.30買い)
豪ドル円買い50,00081.80(SL81.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会