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為替モーニング東京市場2020年12月4日

2020年12月04日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.50~104.80
ユーロ円125.50~126.80
ユーロドル1.2070~1.2200
豪ドル円76.50~77.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国では足元の感染拡大が続く中、市場はワクチンや米追加経済対策への期待を背景に、米国株式市場ではNYダウが一時3万ドル台を達成するなど、世界的なカネ余り事情が株価の押し上げ材料になっている。その中、ファイザーが年内のワクチン出荷目標を半減する旨が伝えられており、ワクチン開発に対する不透明感もあり、そして、過熱感がある株式市場は正念場を迎えつつあるとの見解も少なく無い。いずれにしても、市場は今晩の米雇用統計の動向に注がれており、総じて、調整主導の展開を強いられているが、FRBによる低金利政策の持続性がある以上、ドルを拙速的に買い戻す動きは後退している。ただ、米金利の優位性、そして、ワクチンの有効性が明確になれば、一気にドル買いに反応する事態も想定しなければならず、引き続き直近のレンジ幅で臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は再び104円割れになるなどリスク選考で円買い志向を強めているが、米中対立構造を背景にドルを買い戻す動きに注視し、引き続きレンジ幅ドル円103.50~104.80円を重視しながら、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長される中、1.21台で底堅い展開を見せてはいるが、英・EU貿易交渉が難航、そして、来週のECB理事会ではパンデミック緊急購入プログラムの拡大など追加緩和が確実視される中、最近のユーロ高へのけん制を示す可能性も指摘されており、相対的にポジション解消売りが優先されやすい相場環境にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2070~1.2200を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円105円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.21割れから押し目買いと共に、1.22前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業は売り急ぐことなく、ドル円105円前後を中心に、104円台半ば以上からナンピン売りで待機している模様。一方、輸入企業はドル円104円割れから随時実施しており、現状では103円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、利食いと損切りが相混じる中、調整色を強めているが、現状ではユーロドル1.21割れから押し目買いと共に、1.22前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば前後ではロング、104円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は125円台半ば前後から押し目買いと共に、126円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは76円台半ば前後から押し目買いと共に、78円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.85105.00
ユーロ円125.00127.20
ユーロドル1.20301.2250
豪ドル円76.1078.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆103.90(SL103.50売り)
ユーロドルショート50,000☆1.2150(SL1.2200買い)
豪ドル円ショート50.000☆76.50(SL77.70買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆▼104.00(SL103.90売り)-¥5,000
ユーロ$ショート50,000☆▼1.2030(SL1.2150買い)-$600
2020年12月収支経過(01~04日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥5,000-¥5,000
ユーロ円-¥25,000
ユーロドル-¥107,300(-$850)-$600
豪ドル円
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000104.80
ドル円買い50,000☆103.90(SL103.50売り)
ユーロ円売り50,000126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い50,000125.60(SL125.10売り)
ユーロドル売り50,000☆1.2150(SL1.2200買い)
ユーロドル買い50,0001.2050
豪ドル円売り50.00077.80(SL78.30買い)
豪ドル円買い50,00076.70
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.80
ドル円買い50,000103.50(SL103.00売り)
ユーロ円売り50,000126.70(SL127.20買い)
ユーロ円買い50,000125.50(SL125.00売り)
ユーロドル売り50,0001.2200(SL1.2250買い)
ユーロドル買い50,0001.2080
豪ドル円売り50.00077.70(SL78.20買い)
豪ドル円買い50,00076.70
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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