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為替イブニング海外市場2018年3月20日

2018年03月20日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年3月22日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     105.80~107.00
ユーロ円    130.50~131.80
ユーロドル   1.2270~1.2400
豪ドル円    81.30~82.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

米雇用統計などを含めて、ここ最近の米経済指標は米雇用統計などを含めて、米経済の好調さを裏付けられる内容であり、本日から行われるFOMCにおいて、金利正常化に向かい0.25%の利上げを実施する運びであるが、市場の関心はその後の利上げ回数に移っている。
ただ、トランプ政権の不確実性が日々高まっている以上、米金利の優位性のみでドルを拙速的に買い戻す雰囲気とは言い難く、ある程度のドルの上昇局面では戻り売りに重点を置いた方がリスクの軽減に繋がるだろう。
穿った見方になるが、トランプ大統領の強気な法人税引き下げや保護主義政策などの先行期待が含まれた部分も多く、また、対中貿易戦争が激化すれば、再びドル高けん制の動きが強まる可能性も高く、ドルの高値掴みには要注意だろう。

一方、ドル円はNYダウの大幅下落にも関わらず、日経平均株価は99円安にとどまっており、一時106円台半ばまで上昇したが、明日の春分の日やFOMCを控えてポジション調整主導の展開を余儀なくされている。
相変わらずドル円106円台半ば以上では実需や利益確定売りが散見されており、引き続きレンジ幅ドル円105.50~107,00円重視でじっくり待機策が賢明であろう。

他方、ユーロドルはポンド高現象が一服する中、ドル円以上に膠着度を強めている。
市場全般が米ドル、円、そして、ポンド主導の展開であり、安易に身動きが取れない外部環境にある。
いずれにしても、ユーロ独自の買い材料が乏しいだけに、引き続き相場が動意づくまでは、戻り売りに専念することも一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、107円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは1.2250~1.2400のレンジ幅を重視し、1.22台半ば前後から押し目買いと共に、1.23台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円106円台半ば前後からナンピン売りを実施しており、現状では107円前後に集約されている模様。
一方、輸入企業は今朝と同様にドル円105円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.24前後を中心に、1.23台半ば以上からナンピン売りと共に、1.22台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円台半ば前後ではロング、107円前後ではショートをイメージし、ユーロ円130円台半ば割れから押し目買いと共に、131円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は81円前後から押し目買いと共に、82円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     105.30   107.50
ユーロ円    129.80   132.10
ユーロドル   1.2200   1.2430
豪ドル円    80.80    83.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年3月収支経過(01~20日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   +¥75,000       +¥35,000
ユーロ円  +¥165,000       +¥70,000
ユーロドル +¥71,800(+$550)  +$300
豪ドル円   +¥40,000

現在のポジションと決済指値

豪ドル円ロング 50,000 ☆81.80(SL81.40売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ユーロ円買い  50,000 ☆129.70(SL129.20売り)

前日の売買 海外市場

ユーロ円売り  50,000★△130.50(129.70ロングカバー)+¥40,000
ユーロドル売り 50,000★△1.2330(1.2270ロングカバー)+$300

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000☆△106.50(105.80ロングカバー)+¥35,000
ドル円買い    50,000  105.50(SL105.00売り)
ユーロ円売り  50,000 ☆131.50(SL132.00買い)
ユーロ円買い  50,000  130.30(SL129.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2380(1.2430買い)
ユーロドル買い 50,000  1.2270(SL1.2220売り)
豪ドル円売り  50,000  82.20
豪ドル円買い  50,000  81.10(SL80.60売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  106.80(SL107.30買い)
ドル円買い    50,000  105.80(SL105.30売り)
ユーロ円売り  50,000  131.60(SL132.10買い)
ユーロ円買い  50,000☆△130.90(131.50ショートカバー)+¥30,000
ユーロ円買い  50,000  130.50(SL130.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2380(1.2430買い)
ユーロドル買い 50,000  1.2270(SL1.2220売り)
豪ドル円売り  50,000  82.30
豪ドル円買い  50,000  81.40(SL80.90売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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