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為替モーニング東京市場2021年6月7日

2021年06月07日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.00~110.00
ユーロ円132.80~133.80
ユーロドル1.2100~1.2200
豪ドル円84.30~85.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週末に発表された米雇用統計では失業率は5.8%に改善したものの、概ね期待外れの結果となり、市場はややドルの失望売りが強まりつつある。前日のADP雇用統計や米新規失業保険申請件数が強い内容だったにもかかわらず、非農業部門雇用者数(NFP)は55.9万人増と回復基調にあるが予想を下回り、市場はFRBの出口戦略に益々懐疑的になっている。その中、来週に控えているFOMCでは緩やかな景気回復に言及する可能性は高いものの、雇用情勢が明確に改善していない以上、FRBが拙速的な出口戦略を強行する可能性も低いだけに、相場の潮目が変わるような相場環境ではなく、引き続き直近のレンジ幅で売買を模索することが得策であろう。

一方、ドル円は冴えない米雇用統計を踏まえて、ポジション解消売りも手伝い、ドル円110円台から失速気味に下落してはいるが、米金利の優位性は損なわれておらず、積極的に下値を模索する難しさがある。引き続きレンジ幅ドル円109.00~110.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長され、一時1.22台を窺う動きもあったが、米国の出口戦略が遠のいた関係上、今週予定されているECB理事会でも政策変更は限定的との見方が少なくなく、ドル円と同様に、直近のレンジ幅ユーロドル1.2100~1.2200を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円前後から押し目買い共に、110円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21前後から押し目買いと共に、1.22前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円110円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.22前後からナンピン売りと共に、1.21前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円前後ではロング、110円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は133円割れから押し目買いと共に134円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円台半ば割れから押し目買いと共に、85円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.50110.70
ユーロ円132.20134.40
ユーロドル1.20551.2275
豪ドル円83.7085.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年6月収支経過(01~07日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥20,000+¥20,000
ユーロ円
ユーロドル+¥40,000(+ドル300)+$100
豪ドル円+¥25,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.70(SL111.10買い)
ドル円買い50,000☆△109.70(110.10ショートカバー)+¥20,000
ユーロ円売り50,000134.00(SL134.50買い)
ユーロ円買い50,000133.00(SL132.50売り)
ユーロドル売り50,000☆△1.2170(1.2150ロングカバー)+$100
ユーロドル買い50,0001.2070(SL1.2020売り)
豪ドル円売り50,00085.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い50,00084.00(SL83.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.00(SL110.50買い)
ドル円買い50,000109.00(SL108.60売り)
ユーロ円売り50,000133.80(SL134.30買い)
ユーロ円買い50,000132.80(SL132.30売り)
ユーロドル売り50,0001.2200(SL1.2250買い)
ユーロドル買い50,0001.2100(SL1.2050売り)
豪ドル円売り50,00085.30(SL85.80買い)
豪ドル円買い50,00084.30(SL83.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会