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為替イブニング海外市場2020年3月03日

2020年03月03日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.50~108.80
ユーロ円119.50~120.80
ユーロドル1.1080~1.1180
豪ドル円70.30~71.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型コロナウイルスへの対応を巡り、本日のG7財務相・中央銀行総裁の電話会議を前にして、必要に応じて景気刺激策を打ち出されるとの期待感から、NYダウ平均株価は過去最大の上げ幅を記録するなど、負の連鎖に歯止めが掛かるかと思われたが、一部報道で声明草案は協調利下げや政府支出は求めていないと報じられており、大幅な反発が期待されていた日経平均株価は261円安と失速するなど、再び、負の連鎖に突入しつつある。いずれにしても、ウィルス感染拡大に収束感がない以上、各国ともに見えない敵を前に打つ手がないのが現状とも言える。当面、視界不良の相場展開が否めないだけに、レンジ幅を通常よりも拡大し、じっくり待機策で臨むことが賢明であろう。

一方、ドル円は株高期待を背景に、一時ドル円108円台半ば前後まで上昇したもの、軟調な株安気配と共に、失速気味にドル円108割れまで反落している。今晩の米国株式市場の動向が注目されるが、米債券利回りの低下が嫌気されており、戻りの鈍い展開が予想される。引き続きレンジ幅ドル円107.50~108.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドルの調整売りや利益確定売りに圧される格好で試行錯誤が続いている。依然として、買い材料も乏しく、戻り売りが優先されており、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1080~1.1180を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円台半ば前後から押し目買いと共に、108円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.11割れから押し目買いと共に、1.11台後半からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、利食いと損切りが交錯する中、様子見スタンスを強めているが、輸出企業は今朝と同様に、ドル円109円前後を中心に、108円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は108円割れから随時実施しており、現状では107円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.11台後半からナンピン売りと共に、1.11割れから少なめの押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円107円台半ば前後ではロング、108円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は119円台半ば前後から押し目買いと共に、120円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは70円台半ば割れから押し目買いと共に、71円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.85109.20
ユーロ円119.00121.30
ユーロドル1.10101.1230
豪ドル円69.8072.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロドルショート50,000★▼1.1130(SL1.1180買い)-$250
2020年3月収支経過 (02~03日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥15,000+¥15,000
ユーロ円-¥50,000-¥50,000
ユーロドル+¥6,000(+$50)+$50
豪ドル円+¥30,000+¥30,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★▼119.70(SL120.20買い)-¥25,000
豪ドル円売り50.000☆70.80(SL71.30買い)
前日の売買 海外市場
ユーロ円売り50,000★▼120.10(SL120.60買い)-¥25,000
ユーロドル売り50,000☆1.1180(SL1.1230買い)
豪ドル円買い50,000★△70.20(70.80ショートカバー)+¥30,000
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000108.80(SL109.30買い)
ドル円買い50,000☆△108.00(108.30ショートカバー)+¥15,000
ユーロ円売り50,000121.00(SL121.50買い)
ユーロ円買い50,000☆120.20(SL118.70売り)
ユーロドル売り50,0001.1200(SL1.1250買い)
ユーロドル買い50,0001.1110
豪ドル円売り50.00071.30(SL71.80買い)
豪ドル円買い50,00070.30(SL69.80売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000108.70(SL109.20買い)
ドル円買い50,000107.50(SL107.00売り)
ユーロ円売り50,000120.70
ユーロ円買い50,000119.50(SL119.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1180(SL1.1230買い)
ユーロドル買い50,000☆△1.1120(1.1180ショートカバー)+$300
ユーロドル買い50,0001.1080
豪ドル円売り50.00071.30(SL71.80買い)
豪ドル円買い50,00070.30(SL69.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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