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為替イブニング海外市場2020年6月11日

2020年06月11日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.50~107.80
ユーロ円121.00~122.50
ユーロドル1.1300~1.1430
豪ドル円73.50~74.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は新型コロナウィルスや米中対立構造などの不確実性に困惑度を深めているが、主要国の金融政策に関しては、連邦公開市場委員会(FOMC)が2022年末までのゼロ金利政策の維持することが確認されたことを受けて、相対的に材料出尽くし感を踏まえながらポジション調整色を強めている。その中、日経平均株価は前日比652円安と大幅に反落、円高の影響と言うよりは、過熱感を踏まえた利益確定売りに圧された感が強く、日経ダウ23,000円台は束の間の状態にある。いずれにしても、世界的な過剰流動性資金が株式式市場から債券市場にと目まぐるしく移行するなど、相対的には落ち着きのない相場展開に陥っている。ただ、為替相場自体は株安にも反応薄であるように、基本的には有事のドル買い志向は根強く、ドルロングの手仕舞いも自重局面にある。

一方、ドル円は107円割れでは実需買いが随所に散見される中、利益確定買いも加わり、下値は限定的になりつつある。ただ、依然として、利食いと損切りが相混じっており、不安定な相場展開は否めない。引き続きレンジ幅ドル円106.50~107.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米債券利回りの低下を嫌気し、再び消去法的に買われ始めているが、ユーロドル1.14台ではポジション調整売りや利益確定売りが待ち構えており、同レベル前後では一旦清算入りと見なすと共に、レンジ幅1.1300~1.1430を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、今朝と同様に、ドル円106円台半ば前後から押し目買いと共に、108円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.13前後から押し目買いと共に、1.14台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円108円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている、一方、輸入企業も同様に、ドル円106円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では直近のレンジ幅を重視し、ユーロドル1.14台以上からナンピン売りと共に、1.13前後から押し目買いを継続している模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円106円台半ば前後ではロング、108円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は121円前後から押し目買いと共に、122円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは73円台半ば前後から押し目買いと共に、75円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.85108.10
ユーロ円120.60122.90
ユーロドル1.12701.1490
豪ドル円73.1575.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆107.30(SL106.50売り)
ユーロドルショート50,000☆1.1400(SL1.1440買い)
豪ドル円ロング50,000☆74.00(SL73.50売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ショート50,000★▼1.1320(SL1.1380買い)—$300
ドル円ロング50,000★▼108.00(SL107.30売り)—¥35,000
2020年6月収支経過(01~11日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50.000—¥35,000
ユーロ円-¥115,000+¥30,000
ユーロドル-¥79,100(-$650)—$300
豪ドル円-¥87,500+¥47,500
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆107.30(SL106.80売り)
前日の売買 海外市場
ユーロドル売り50,000☆1.1400(SL1.1450買い)
豪ドル円売り50.000☆75.50(SL76.00買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000108.00
ドル円買い50,000106.50(SL106.00売り)
ユーロ円売り50,000122.50(SL123.00買い)
ユーロ円買い50,000★△121.70(122.30ショートカバー)+¥30,000
ユーロ円買い50,000121.00(SL120.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1430(SL1.1480買い)
ユーロドル買い50,0001.1320
豪ドル円売り50.00075.20(SL75.70買い)
豪ドル円買い50,000★△74.55(75.50ショートカバー)+¥47,500
豪ドル円買い50,000☆74.00(SL73.50売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000107.80
ドル円買い50,000106.50(SL106.00売り)
ユーロ円売り50,00012240(SL122.90買い)
ユーロ円買い50,000121.10(SL120.60売り)
ユーロドル売り50,0001.1440(SL1.1490買い)
ユーロドル買い50,0001.1330
豪ドル円売り50.00074.70
豪ドル円買い50,00073.50(SL73.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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