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為替モーニング東京市場2020年1月23日

2020年01月23日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.50~110.30
ユーロ円121.30~122.30
ユーロドル1.1050~1.1130
豪ドル円74.50~75.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は米中通商協議や中東情勢問題が一服する中、全般的に落ち着きを取り戻しているが、明日から始まる中国の春節の大型連休を前にして、中国政府は新型ウィルス発生地である武漢市を封鎖するなど深刻な状態を迎えている。今後WHO(世界保健機関)は急きょ対応する見通しであるが、一部では潜伏期間が2週間程度と言われており、尚も未知数な部分が多々あり、拙速的な売買は手控えざるを得ない。基本的には、株式並びに為替相場への影響は限定的であろうが、投資家心理がトーンダウンしている嫌いは否めず、当面、進捗状況を睨みながら神経質な展開と見なした方が無難であり、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は依然として、実需主導でドル円110円前後での攻防が続いているが、米債券利回りの低下が嫌気される中、徐々に戻りの鈍さが意識されている。また、トランプ米大統領がFRDの利上げは大きな過ちであり、利下げすべきだと主張、そして、ドルは高すぎると再び指摘しており、拙速的に上値を追いづらい状況にある。とは言え、不透明な外部環境を見る限り、ドル買いニーズは根強く、引き続き直近のレンジ幅ドル円109.50~110.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.11前後で試行錯誤が続く中、トランプ大統領はEUと合意できなければ、欧州勢自動車に25%関税を賦課せざるを得ないと強気姿勢を維持しており、拙速的に買い上がる雰囲気は削がれている。ただ、トランプ流の口先介入的要素も多分に含まれている関係上、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1050~1.1130を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば前後から押し目買いと共に、110円台前半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に1.10台半ば前後から押し目買いと共に、1.11台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円110円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を継続している模様。一方、輸入企業も同様に、ドル円109円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状ではユーロドル1.11台半ば前後からナンピン売りと共に、1.10台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円109円台半ば前後ではロング、ドル円110円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円121円台半ば割れから押し目買いと共に、122円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは74円台半ば前後から押し目買いと共に、75円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.75110.85
ユーロ円120.70122.85
ユーロドル1.09851.1200
豪ドル円74.0076.15

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

2020年1月収支経過(06~23日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥55,000
ユーロ円-¥10,000
ユーロドル+¥18,300(+ドル150)
豪ドル円±¥0
現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000☆1.1090(SL1.1050売り)
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000110.40(SL110.90買い)
ドル円買い50,000109.60(SL109.10売り)
ユーロ円売り50,000122.30(SL122.80買い)
ユーロ円買い50,000121.40(SL120.90売り)
ユーロドル売り50,0001.1120
ユーロドル買い50,0001.1030(SL1.0980売り)
豪ドル円売り50.00075.60(SL76.10買い)
豪ドル円買い50,00074.70(SL74.20売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.20(SL110.70買い)
ドル円買い50,000109.50(SL109.00売り)
ユーロ円売り50,000122.30(SL122.80買い)
ユーロ円買い50,000121.30(SL120.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1120
ユーロドル買い50,0001.1050(SL1.1000売り)
豪ドル円売り50.00075.50(SL76.00買い)
豪ドル円買い50,00074.60(SL74.10売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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