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為替イブニング海外市場2017年7月21日

2017年07月21日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年7月24日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

予想レンジ
ドル円     111.00~112.50
ユーロ円    129.00~130.50
ユーロドル   1.1550~1.1680
豪ドル円    87.80~89.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は日銀金融政策決定会合とECB理事会を終えて、様子見モードに突入している。
相対的には日米欧の中央銀行が揃ってインフレ率の上昇待ちの段階であり、政策金利自体は現状維持にとどまっており、特に目立った出口戦略は見出せない状況にある。
その中、市場はトランプ大統領のロシア疑惑に注目せざるを得ないが、既にTTP離脱やパリ協定離脱、そして、オバマケア代替法案に失敗するなど苦境に立たされているが、ロシア疑惑が関連ビジネスまで絡んでくるとトランプ大統領としても心中穏やかではないだろう。
今後も支持率低下を防ぐためにも貿易不均衡是正、そして、為替問題にも波及する可能性も高く、ドルの調整売りが優先されやすい相場環境にある。
ただ、トランプ政権の挫折がドル売りに直結するかは懐疑的であり、むしろトランプ大統領の失墜はドル買いに反応するとの声も聴かれている。

一方、ドル円は潜在的な日米金利差拡大を背景に、下値は限定的であるが、依然として、実需売買に挟まれる格好でどちらにも身動きができない状況にある。
当面、レンジ幅を111.00~112.50円まで拡大し、じっくり待機策が一考であろう。

他方、ユーロドルは消去法的に買われており、意外に底堅い展開を見せてはいるが、常に高値警戒意識を踏まえた戻り売りが散見されるなど、波乱含みの展開が予想されるだけに、レンジ幅を1.1550~1.1700まで拡大し、少なめのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円111円前後から押し目買いと共に、112円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも前述したレンジ幅を重視し、1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.17前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを維持しているが、輸出企業はドル円112円台半ば前後から113円前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業は111円前後を中心に、111円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ストップロス主導の展開と判断し、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.17前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円前後ではロング、112円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円前後から押し目買いと共に、130円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は88円割れから押し目買いと共に、89円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     110.85   113.20
ユーロ円    128.85   131.20
ユーロドル   1.1510   1.1740
豪ドル円    87.80    90.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年7月収支経過(03~21日)
       プラスマイナス        前日比
ドル円     +¥25,000
ユーロ円    +¥30,000         +¥20,000
ユーロドル   -¥13,000(-$100)   +$200
豪ドル円    +¥20,000         +¥10,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆112.00(SL111.00売り)
ドル円ロング   50,000 ☆111.80(SL111.00売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円買い    50,000 ☆111.80(SL111.30売り)
ユーロ円売り  50,000★△129.70(129.30ロングカバー)+¥20,000
ユーロドル売り 50,000★▼1.1570(SL1.1630買い)-$300
ユーロドル買い 50,000★△1.1480(1.1580ショートカバー)+$500

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   100,000  112.50
ドル円買い    50,000  111.30(SL111.30売り)
ユーロ円売り  50,000 ☆130.50(SL131.00買い)
ユーロ円買い  50,000  129.30(SL128.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1680(SL1.1740買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1550(SL1.1490売り)
豪ドル円売り  50,000  89.50(SL90.00買い)
豪ドル円買い  50,000☆△88.30(88.50ショートカバー)+¥10,000

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   100,000  112.30
ドル円買い    50,000  111.00(SL110.80売り)
ユーロ円売り  50,000  130.40(SL131.00買い)
ユーロ円買い  50,000  129.30(SL128.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1680(SL1.1740買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1550(SL1.1490売り)
豪ドル円売り  50,000  89.20(SL89.80買い)
豪ドル円買い  50,000  87.70(SL87.10売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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