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為替モーニング東京市場2020年11月10日

2020年11月10日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円104.50~106.00
ユーロ円123.50~125.00
ユーロドル1.1750~1.1900
豪ドル円75.80~77.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場はバイデン候補の勝利宣言があったが、米国製薬会社のファイザーはドイツのビオンテックと開発中の新型コロナワクチンの治験で90%超の予防効果があるとの結果を受けて、今月中にも米当局に緊急使用許可申請すると報じられたことを受けて、市場には安堵感が広がっている。その中、米国株式市場ではダウ平均株価は前日比834ドル高で引けているが、一時1600ドル超急騰し、30,000ドルに迫る展開となるなど様変わりの様相を呈している。そして、米国債相場は急落、10年債利回りも一時0.94%と1%を目指す展開となり、ドルを買い戻す動きが深まっている。穿った見方になるが、トランプ大統領はワクチン開発に期待を抱いただけに地団駄を踏んでいるのが現状であろう。ただ、これをきっかけに息を吹き返す可能性もわずかに残されているのかも知れない。

一方、ドル円はワクチン開発期待を背景に、一気にドル円105円台を回復している。ストップロスを巻き込んだ状態であり、引き続き底堅い展開が予想される。ただ、もう一段の上昇も考えられる反面、株式の急騰や米債券利回りの上昇にも違和感が生じており、利益確定売りも随所に散見されており、当面、レンジ幅ドル円104.50~106.00円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、序盤はリスク選好のドル売りを背景に、ユーロドルは1.19台に上昇したものの失速気味に1.18前後まで下落するなど波乱含みの展開を強いられている。ワクチン開発が実用化されれば、欧州圏にとっても朗報なだけに、これからの下値トライにも慎重にならざるを得ない。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1750~1.1900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円104円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円106円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.19前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待を背景に底堅い展開と判断しているが、輸出企業はドル円105円台では随時実施しており、現状では106円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円104円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、利益確定売りに圧されて、戻りの鈍い展開を強いられている。現状ではユーロドル1.18台後半からナンピン売りと共に、1.17台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円104円台半ば前後ではロング、106円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は123円台半ば前後から押し目買いと共に、125円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは76円割れから押し目買いと共に、77円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.00106.30
ユーロ円123.20125.55
ユーロドル1.17101.1935
豪ドル円75.4077.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50.000☆▼75.00(SL75.80買い)-¥40,000
2020年11月収支経過(02~10日) 
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥10,000+¥25,000
ユーロ円+¥5,000-¥25,000
ユーロドル-¥68,400(-ドル550)+$100
豪ドル円-¥90,000-¥65,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆△104.30(103.80ロングカバー)+¥25,000
ドル円買い50,000103.10(SL102.60売り)
ユーロ円売り50,000☆▼123.70(SL124.20買い)-¥25,000
ユーロ円買い50,000122.50(SL122.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1930(SL1.1980買い)
ユーロドル買い50,000☆△1.1830(1.1850ショートカバー)+$100
豪ドル円売り50.000☆▼75.80(SL76.30買い)-¥25,000
豪ドル円買い50,00074.80
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000105.80(SL106.30買い)
ドル円買い50,000104.60(SL104.10売り)
ユーロ円売り50,000125.00(SL125.50買い)
ユーロ円買い50,000123.80(SL123.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い50,0001.1770(SL1.1720売り)
豪ドル円売り50.00077.00(SL77.50買い)
豪ドル円買い50,00075.90(SL75.40売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会