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為替イブニング海外市場2018年2月06日

2018年02月06日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年2月07日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     108.30~110.00
ユーロ円    134.30~136.00
ユーロドル   1.2330~1.2480
豪ドル円    85.00~86.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

NYダウ平均株価の急落を受けて、日経平均株価も一時1600円安となり、株式市場は全面安の展開に追いやられている。
引けにかけてはやや買い戻されてはいるが、前日比1071円安とリーマンショックを彷彿させる展開に陥っており、ストップロスがマーケットを席捲している。
世界的な過剰流動性のなせる業と言えるが、恐怖指数も2015年8月以来の高水準にあり、オプション取引主導で機械的に売られた側面があるだけに、過剰反応せずに、下げ止まり見極めてからの始動が一考であろう。
いずれにしても、日米欧の景況感が回復傾向にあっただけに、当面、金融引き締め策の後遺症がどこまで波及するかが問題視されているが、市場心理は急速に萎えている以上、株式のみならず、為替相場の乱高下も想定した上、臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は株価の暴落が嫌気される中、損切り主導でドル円108円台半ば近辺まで下げ足を一時強めていたが、株価とは連動せずに109円台まで切り返すなど、改めて底堅い展開が再認識されている。
当面、株価が持ち直す可能性が高いだけに、再度ドル円110円台を目指す展開も予想されるが、引き続き直近のレンジ幅ドル円108.50~110.00円で待機策が賢明であろう。

他方、ユーロドルは世界的株安懸念がある以上、方向感の定まらない展開は否めないが、また、米欧の通貨安競争の駆け引きが続いている以上、相場が動意づくまでは拙速的な売買は手控えることが一考であり、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.2350~1.2500重視で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、今朝と同様に、ドル円108円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円110円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、ユーロドル1.23台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、1.24台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを更に強めているが、輸出企業はドル円110円前後を中心に、109円台半ば前後からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業は108円台半ば前後から押し目買いを実施しているが、現状も引き続き同レベル割れから押しめ買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.24台半ば前後から1.2500前後まで断続的に散見されている模様。
一方、買いは今朝と同様に、1.23前後を中心に、1.23台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ストップロスが一巡したとは言い難い状況にあり、戻り売り優先で対応することが一考であるが、ドル円108円台半ば前後ではロング、110円前後ではショートをイメージし、ユーロ円134円台半ば割れから押し目買いと共に、136円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は85円前後から押し目買いと共に、86円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     107.85   110.15
ユーロ円    134.00   136.30
ユーロドル   1.2285   1.2510
豪ドル円    84.70    86.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年2月収支経過(01~06日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   -¥30,000        -¥5,000
ユーロ円  -¥30,000       +¥25,000
ユーロドル +¥34,000(+$250)  
豪ドル円   -¥25,000       -¥25,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆108.70(SL108.50売り)
ユーロ$ロング 50,000 ☆1.2380(SL1.2340売り)
豪ドル円ロング 50,000 ☆85.50(SL84.90売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング   50,000☆▼109.30(SL108.70売り)-¥30,000


前日の売買 東京市場

ドル円買い    50,000★△109.80(110.30ショートカバー)+¥25,000

前日の売買 海外市場

ドル円買い    50,000 ☆109.30(SL108.80売り)
ユーロ円買い  50,000★△136.30(136.80ショートカバー)+¥25,000
ユーロドル買い 50,000 ☆1.2380(SL1.2330売り)
豪ドル円買い  50,000★▼86.70(SL86.20売り)-¥25,000

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  109.80
ドル円買い    50,000 ☆108.70(SL108.20売り)
ユーロ円売り  50,000  136.00(SL136.50買い)
ユーロ円買い  50,000☆▼134.50(SL134.00売り)-¥25,000
ユーロドル売り 50,000  1.2440
ユーロドル買い 50,000  1.2320(SL1.2270売り)
豪ドル円売り  50,000  86.80(SL88.50買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆85.50(SL85.00売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  109.60
ドル円買い    50,000  108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り  50,000  136.00(SL136.50買い)
ユーロ円買い  50,000  134.50(SL134.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2450
ユーロドル買い 50,000  1.2350(SL1.2300売り)
豪ドル円売り  50,000  86.30
豪ドル円買い  50,000  85.20(SL84.70売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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