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為替モーニング東京市場2021年1月26日

2021年01月26日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.30~104.30
ユーロ円125.50~126.50
ユーロドル1.2100~1.2200
豪ドル円79.50~80.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型コロナウィルスの感染拡大が深刻化する中、米国ではバイデン新政権への期待は強いものの、同大統領が掲げている1.9兆ドル規模の追加経済対策に対する反対意見も随所に散見されるなど、厳しい船出は避けられない情勢にある。その中、米国株式市場では高値警戒による利益確定売りが優勢ではあるが、ナスダックは史上最高値を更新するなど、依然として、底堅い展開を見せている。ただ、米債券利回りの低下を嫌気し、ドルを拙速的に買い上がる雰囲気ではなく、為替相場は益々膠着度を強めていると言わざるを得ない。そして、一部報道ではバイデン政権は中国と忍耐強くアプローチするが、米中は深刻な競争状態にあると指摘し、同盟国との包囲網を強化する旨を報じている。一方、習中国国家主席は、世界はマクロ経済の協調を強化すべきでありと米国に牽制球を投げるなど、米中対立構造が深刻化する恐れもある。引き続き直近のレンジ幅を重視し、じっくり待機策が得策であろう。

一方、ドル円はリスク回避のドル買いと円買いに挟まれ、ドル円103円後半で膠着度を強めている。いずれにしても、不安材料が多岐に渡っており、安易にポジションを取り切れない外部環境にあるため、引き続きレンジ幅ドル円103.30~104.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはパンデミックの拡大が大きな下振れリスクとなる中、ラガルドECB総裁が第4四半期のユーロ圏はマイナス成長と指摘しており、戻り売りが優勢になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2100~1.2200を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円台前半から押し目買いを勧めると共に、ドル円104円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21前後から押し目買いと共に、1.22前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円104円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円103円前後を中心に、103円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.22前後からナンピン売りと共に、1.21前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円台前半ではロング、104円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は125円台半ば前後から押し目買いと共に、126円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは79円台半ば前後から押し目買いと共に、80円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.70104.85
ユーロ円125.00127.10
ユーロドル1.20401.2250
豪ドル円79.0081.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年1月収支経過(04~26日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥50,000
ユーロドル+¥44,000(+ドル350)
豪ドル円+¥25,000+¥25,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000104.30(SL104.70買い)
ドル円買い50,000103.30(SL102.70売り)
ユーロ円売り50,000126.70(SL127.20買い)
ユーロ円買い50,000125.60(SL125.10売り)
ユーロドル売り50,0001.2220(SL1.2270買い)
ユーロドル買い50,0001.2100(SL1.2050売り)
豪ドル円売り50.00080.70(SL81.30買い)
豪ドル円買い50,000☆△79.80(80.30ショートカバー)+¥25,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.30(SL104.70買い)
ドル円買い50,000103.30(SL102.70売り)
ユーロ円売り50,000126.50(SL127.00買い)
ユーロ円買い50,000125.60(SL125.10売り)
ユーロドル売り50,0001.2200(SL1.2250買い)
ユーロドル買い50,0001.2100(SL1.2050売り)
豪ドル円売り50.00080.50(SL81.00買い)
豪ドル円買い50,00079.50(SL79.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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