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為替モーニング東京市場2017年7月07日

2017年07月07日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年7月07日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     112.50~114.00
ユーロ円    128.50~130.00
ユーロドル   1.1350~1.1480
豪ドル円    85.00~86.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

各国中銀が金融政策の出口戦略を模索する中、米国債利回りが軒並み上昇し、NYダウ平均株価は前日比158ドル安と下落基調を強めている。
相対的には本日の米雇用統計や週末のG20首脳会談を前にして、調整主導の展開を強いられた感が強い。
各国がインフレの上昇率を睨みながら、金融緩和の縮小や利上げ開始時期を目論んでいるが、金利先高観測がインフレ率を高めると共に、投資家心理の改善を促し、また、企業間における投資意欲を掻き立てる可能性もある。
緩やかな金利上昇ペースは世界経済を活発化させるとの見方も少なくなく、異常な低金利政策からの脱却の日も遠くはないだろう。
本日発表される米雇用統計では既に完全雇用の状態にある以上、サプライズは期待薄であるが、週末のG20において、北朝鮮、地球温暖化、そして、貿易不均衡など難題が山積しているが、トランプ大統領の孤立化などを踏まえれば、米国がある程度譲歩する可能性があるが、相場を大きく動意づかせる可能性は低いだろう。

一方、ドル円は、軟調な株価と日米金利差拡大に挟まれ、安易にどちらにも仕掛けづらい相場環境にあり、ドル円113円前後で試行錯誤が続いている。
実需売買並びに利益確定売買がドル円112円台半ばと114円前後で控えており、引き続き相場の動意を待ってからの始動が賢明であろう。

他方、ユーロドルは、欧州債利回りが上昇したことが好感される中、バイトマン独連銀総裁が景気刺激策の量や手段に関して意見は分かれているが、景気回復がECBの出口戦略の道を開きつつあると述べタコも追い風となり、ユーロドル1.14台を回復、再度大きな節目である1.15前後が意識されるが、日米債券利回りが同時進行しているだけに、高値掴みには要注意だろう。

●戦略的には、ドル円は、前述した実需売買を重視し、ドル円112円台半ば前後から押し目買いと共に、114円前後からナンピン売りで待機すること勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.14台半ば以上からナンピン売りを勧めると共に、1.13台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを維持しており、輸出企業は引き続きドル円114円前後からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業は112円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、ユーロドル1.14台で一旦利益確定売りを優先する中、現状ではユーロドル1.14台半ば前後から1.15前後まで断続的に散見されている模様。
一方、買いは1.13台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円112円台半ば前後ではロング、114円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は85円前後から押し目買いと共に、86円台半ば円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     112.05   114.30
ユーロ円    128.10   130.35
ユーロドル   1.1310   1.1530
豪ドル円    84.70    86.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年7月収支経過(03~07日)
       プラスマイナス        前日比
ドル円     +¥20,000
ユーロ円    +¥45,000        +¥35,000
ユーロドル   +¥45,000(+$350)    
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆113.00(SL112.50売り)
ユーロ円ショート50,000 ☆129.30(SL130.00買い)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1400(SL1.1480買い)、
豪ドル円ロング 50,000 ☆86.10(SL85.30売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000  113.80
ドル円買い    50,000  112.80(SL112.20売り)
ユーロ円売り  50,000 ☆129.30(SL130.00買い)
ユーロ円買い  50,000  128.10(SL127.50売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1400(SL1.1460買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1280(SL1.1220売り)
豪ドル円売り  50,000  86.50
豪ドル円買い  50,000  85.50(SL85.00売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  113.70
ドル円買い    50,000  112.50(SL112.20売り)
ユーロ円売り  50,000  130.00(SL130.50買い)
ユーロ円買い  50,000  128.70
ユーロドル売り 50,000  1.1480(SL1.1530買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1360
豪ドル円売り  50,000  86.30
豪ドル円買い  50,000  85.30(SL84.80売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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