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為替モーニング東京市場2016年7月28日

2016年07月28日

鈴木予想レンジ

ドル円     104.30~106.00

ユーロ円    115.30~117.00

ユーロドル   1.1000~1.1130

豪ドル円    78.00~79.80


※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

注目されたFOMC声明文では、事前予想通りに金利は据え置かれる中、6月の雇用情勢の強さを背景に、経済見通しへの短期リスクは後退しており、今後も力強く推移するとの見解を示している。

市場は発表後にはドル買いに反応したものの、9月利上げをイメージできるほど内容ではなく、一過性のドル買いに終わっている。

引き続き年内の利上げの可能性は残しているが、米債券利回りは再び低下傾向を示すなど市場原理としては相容れない状況にある。

ただ、日欧の債券利回りがマイナス圏で推移している関係上、今後米利上げが実施された場合でも、米債券が運用対象になるため、米金利差拡大を背景としたドル買いには違和感が生じるだろう。


一方、ドル円は安倍首相が28兆円超の事業規模の経済対策を取りまとめるとの見解を示唆したことから、一時106円台半ば前後まで上昇したが、同レベルでは実需や利益確定売りが散見されるなど、改めて戻りの鈍さが意識されている。

その中、今日から始まる日銀金融決定会合では、日銀は大胆な追加緩和策を迫られているのだろうが、世界経済を取り巻く不透明感から、更に株高及び円安を促すには生半可な追加緩和策は逆効果になる可能性もあり、難易度を更に高めている。


他方、ユーロドルは英EU離脱問題が一服する中、ポンドの上昇も加わり、1.10半ば近辺まで上昇してはいるが、概ねドルの調整売りに助長された感が強く、上値は限定的と見なした方が無難であり、レンジ幅を1.0950~1.1100まで拡大し売買を模索することが一考であろう。


●戦略的には、ドル円は日銀金融決定会合を控えてもみ合い相場が予想されるが、引き続き底堅い展開と判断し、ドル円104円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、106円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、ユーロドルは、前述したレンジ幅を重視し、1.10前後から押し目買いと共に、1.11台以上からナンピン売りで待機することを勧める。


●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強めているが、輸出企業は106円台では随時実施しており、現状も引き続き同レベルからナンピン売りで待機している模様。

一方、輸入企業は104円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。


●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.10台半ば前後からナンピン売りを実施しており、現状ではユーロドル1.11台以上からナンピン売りと共に、1.10割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。


●クロス円は、ドル円104円台半ば前後ではロング、106円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は115円台半ば割れから押し目買いと共に、116円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は、78円前後から押し目買いと共に、79円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。


市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      103.80    106.25

ユーロ円     114.85   117.20

ユーロドル    1.0955   1.1200

豪ドル円     77.70    80.15


※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

通貨別    プラスマイナス     前日比

ドル円    -¥5,000       -¥25,000

ユーロ円   -¥105,000      -¥25,000

ユーロドル  +¥81,500(+$700) +$250

豪ドル円   +¥55,000      


現在のポジションと決済指値

豪ドル円ロング 50,000 ☆79.30(SL78.30売り)


前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ロング 50,000★▼116.30(SL115.00売り)-¥65,000



前日の売買 東京市場

ドル円売り   50,000★▼105.50(SL106.00買い)-¥25,000

ユーロ円売り  50,000★△115.80(115.00ロングカバー)+¥40,000


前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  106.30(SL106.80買い)

ドル円買い   50,000  105.00(SL104.30売り)

ユーロ円売り  50,000  116.70(SL117.50買い)

ユーロ円買い  50,000  115.10(SL114.30売り)

ユーロドル売り 50,000☆△1.1050(1.1000ロングカバー)+$250

ユーロドル買い 50,000  1.0930(SL1.0850売り)

豪ドル円売り  50,000  79.50

豪ドル円買い  50,000  78.30(SL77.50売り)


本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  105.80(SL106.50買い)

ドル円買い   50,000  104.30(SL103.80売り)

ユーロ円売り  50,000  116.80(SL117.50買い)

ユーロ円買い  50,000  115.30(SL114.50売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1130(SL1.1200買い)

ユーロドル買い 50,000  1.0980(SL1.0910売り)

豪ドル円売り  50,000  79.50

豪ドル円買い  50,000  78.30(SL77.50売り)


本日の売買予定 海外市場

-

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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