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為替イブニング海外市場2021年9月28日

2021年09月28日
(コラム執筆時間:19時03分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.70~111.70
ユーロ円129.50~130.50
ユーロドル1.1650~1.1750
豪ドル円80.30~81.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は明日の総裁選に注目を寄せる中、相対的に混戦模様が必至であるが、4候補の中では野田聖子氏は論外であろうが、一時の河野太郎人気も中国依存体質が判明し下降気味、岸田氏は迫力不足ではあるが漁夫の利作戦へ、そして、ネット上では断然の人気を誇る高市氏の猛追している。今後の株式市場や衆院選を睨めば、安倍元首相の後ろ盾がある高市早苗氏が有力視されても不思議ではないが、結果を見極めるまでは、拙速的な判断は自重せざるを得ないだろう。その中、中国では不動産の破綻リスクに加えて、電力不足が発生し、世界のサプライチェーンとして君臨してきた中国経済に決定的な打撃になる可能性がある。いずれにしても、投資家心理の冷え込みが避けられないだけに、当面、相場が大きく動意づくまでは静観することも一考であろう。

一方、ドル円は米金利の上昇を背景に、底堅い展開を見せている。ただ、相場の不均衡を考慮すれば、米金利の優位性だけでドルの一人勝ちになる可能性は低く、引き続きレンジ幅ドル円110.70~111.70円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは戻り売りに圧されており、改めて上値の重さが意識されているが、ユーロドル1.16台半ば前後では消去法的な買いも散見されており、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1650~1.1750を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円台後半から押し目買いと共に、111円台後半からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.16台半ば前後から押し目買いと共に、1.17台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円111円台半ば前後から112円前後まで断続的に散見されている模様。一方、輸入企業はドル円110円台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.17台半ば以上からナンピン売りと共に、1.16台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円110円台半ば前後ではロング、ドル円111円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台半ば割れから押し目買いと共に、130円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円台前半から押し目買いと共に、81円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円110.15112.30
ユーロ円128.85131.00
ユーロドル1.15751.1785
豪ドル円79.7081.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆111.30(SL111.70買い)
ユーロドルロング50,000☆1.1770(SL1.1650売り)
ユーロ$ロング50,000☆1.1730(SL1.1650売り)
豪ドル円ショート50,000☆81.20(SL81.30買い)
2021年9月収支経過(01~28日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥95,000
ユーロ円+¥65,000
ユーロドル-¥13,000(-$100)
豪ドル円+¥15,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000☆111.30(SL111.80買い)
ドル円買い50,000110.50(SL110.00売り)
ユーロ円売り50,000130.30(SL130.80買い)
ユーロ円買い50,000129.30(SL128.80売り)
ユーロドル売り100,0001.1770
ユーロドル買い50,0001.1670(SL1.1620売り)
豪ドル円売り50,000☆81.20(SL81.70買い)
豪ドル円買い50,00080.20(SL79.70売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000111.70(SL112.10買い)
ドル円買い50,000110.80
ユーロ円売り50,000130.50(SL131.00買い)
ユーロ円買い50,000129.50(SL129.00売り)
ユーロドル売り100,0001.1750
ユーロドル買い50,0001.1650(SL1.1620売り)
豪ドル円売り50,00081.30(SL81.80買い)
豪ドル円買い50,00080.30
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会