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為替イブ二ング海外市場2017年1月25日

2017年01月25日

※最新情報(為替モー二ング東京市場2017年1月26日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     112.50~114.50
ユーロ円    121.30~122.80
ユーロドル   1.0630~1.0800
豪ドル円    84.80~86.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

本日は特筆すべき米経済指標もなく、市場は様子見モード化してはいるが、引き続きトランプ新政権の打ち出す政策には敏感になっており、拙速的にどちらにも仕掛けづらい状況に置かれている。
今後もトランプ米大統領は雇用創出のためには形振り構わず強硬姿勢を貫くであろうが、米保護貿易自体によって輸出競争力を高める難しさがあると同時に、節操のない保護貿易で経済活性化を図ることは不可能に近い。
遅かれ早かれドル安並びに円高圧力がかかる可能性が高いと見なすほうが無難であろう。
いずれにしても、トランプ政権に脅しとも思える不可解な言動に米国内も含めて、各主要国は混迷色を強めている以上、株並びに為替相場は引き続き波乱含みの展開が予想されるだけに、当面、相場が大きく動意づくまでは、臨機応変に少なめの売買で対応することが得策であろう。

一方、ドル円は日経株価が前日比269円高と反発に転じており、早くも19,000円台を回復するなど、相対的には安堵感はあるが、依然として、トランプ新政権の円高けん制の動きを嫌気する格好でドル円114円前後では実需やポジション調整売りが散見されており、上値は限定的であろうが、NYダウ20,000ドルへの期待が高まれば、ドルの買戻し志向も強まる可能性があるだけに、当面、レンジ幅をドル円112.50~114.50円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは1.08台の上値の重さが意識される中、1.07台前半で試行錯誤が続いている。
引き続き米ドルに左右される展開と判断し、ドル円と同様に、レンジ幅を1.0600~1.0800まで拡大し、相場の動意を待ってから始動が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、112円台半ば前後から押し目買いと共に、114円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、1.08前後からナンピン売りを勧めると共に、1.06台半ば前後から押し目買いで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高を背景に下値は限定的と判断しているが、輸出企業は引き続きドル円114台以上から114円台半ば前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業は112円台半ば前後を中心に、113円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状では今朝と同様にユーロドル1.08前後からナンピン売りと共に、1.06台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を継続している模様。

●クロス円は、ドル円112円台半ば前後ではロング、114円台半ば前後ではショートをイメージし、今朝と同様にユーロ円は121円台半ば割れから押し目買いと共に、123円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は87円台以上からナンピン売りを勧めると共に、85円台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      112.30   114.90
ユーロ円     120.85   123.30
ユーロドル    1.0620   1.0855
豪ドル円     84.40    86.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年1月収支経過(04~25日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥215,000      +¥50,000
ユーロ円   +¥100,000      
ユーロドル  +¥97,800(+$800) 
豪ドル円   +¥80,000       +¥30,000

現在のポジションと決済指値

ユーロドルショート50,000 ☆1.0750(SL1.0800買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000★△113.70(112.70ロングカバー)+¥50,000
豪ドル円売り  50,000 ☆86.30(SL87.00買い)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  114.40(SL115.00買い)
ドル円買い   50,000  113.10(SL112.40売り)
ユーロ円売り  50,000  122.70(SL123.40買い)
ユーロ円買い  50,000  121.30(SL 120.60売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0800(SL1.0860買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0680
豪ドル円売り  50,000  87.00(SL87.70買い)
豪ドル円買い  50,000☆△85.70(86.30ショートカバー)+¥30,000

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  114.30(SL115.00買い)
ドル円買い   50,000  112.70(SL112.00売り)
ユーロ円売り  50,000  122.70(SL123.40買い)
ユーロ円買い  50,000  121.40(SL 120.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0800(SL1.0860買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0680
豪ドル円売り  50,000  86.30(SL87.70買い)
豪ドル円買い  50,000  85.00(SL84.30売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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