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為替モーニング東京市場2017年2月17日

2017年02月17日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年2月17日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     112.50~114.00
ユーロ円    120.00~121.50
ユーロドル   1.0580~1.0730
豪ドル円    86.50~88.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日、トランプ大統領は税制改革の計画はまだ交渉の最中であるが、大統領選勝利以降も雇用は増加していることを強調すると共に、来週にも新たな大統領令を発令する旨を述べている。
ただ、依然として具体的な詳細が判明しておらず、市場は米金利動向や並びに株価動向に注視せざるを得ない相場環境に置かれている。
現時点では、イエレンFRB議長の一連のタカ派的議会証言を通して、3月利上げの可能性を残してはいるが、トランプ米大統領の具体的な経済対策を見極めない限り、利上げを急ぐ必要性がなく、市場は悶々としているのが現状である。
その中、昨日もロックハート・アトランタ連銀総裁は世界的にインフレ圧力があり、当局のインフレ目標達成は想定以上に早いとした上、年2回の利上げを示唆しているが、反面、ドル高は経済を抑制し得る要因と述べるなど、依然として、ドル高けん制の動きは排除できない状況にある。

一方、ドル円は米金利動向に左右される展開は否めないが、更なる円安局面では実需売り、利益確定売り、そして、オプション防衛売りなどが控えており、短期筋としても、安易に心理的節目であるドル円115円トライには慎重になり始めている。
また、日経平均株価がNYダウの堅調地合いに相反する格好で伸び悩んでいることも円買いを促すなど、相場の難易度を更に深めており、当面、レンジ幅を112.50~114.00円まで拡大し待機策に努めることが賢明であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料はないものの、段階的に買い戻しの動きが強まると共に、ユーロドル1.07前後が意識されている。
現時点では割安感の反動とも受け取られてはいるが、依然として、独仏の選挙不安を踏まえたユーロ圏の足並みの乱れもあるが、昨日、ECB議事要旨ではインフレ基調はまだ弱く、上昇トレンドを確信できる兆候は今も欠落と引き続き緩和姿勢を強調しており、当面、ユーロドル1.07台以上からのロングは自重局面と見なした方が無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円割れから押し目買いを勧めると共に、114円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.07台以上からナンピン売りと共に、1.06前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めている。
輸出企業は拙速的な売りは自重しており、現状ではドル円114円台半ば前後を中心に、114円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円113円割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、ユーロドル1.06台半ば前後からナンピン売りを実施しており、現状では1.07台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.0600前後に集約されている模様。

●クロス円は、ドル円113円割れではロング、114円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は120円前後から押し目買いと共に、121円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は86円台半ば前後から押し目買いと共に、88円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      112.30   114.70
ユーロ円     119.80   122.10
ユーロドル    1.0540   1.0770
豪ドル円     85.85    88.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年2月収支経過(01~17日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥20,000      +¥40,000
ユーロ円   +¥35,000       
ユーロドル  +¥42,500(+$350)  
豪ドル円   +¥55,000      +¥35,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング  50,000 ☆113.80(SL112.80売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ドル円買い   50,000★△114.00(114.80ショートカバー)+¥40,000
ドル円買い   50,000 ☆113.80(SL113.30売り)

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  114.30
ドル円買い   50,000  113.00(SL112.60売り)
ユーロ円売り  50,000  121.50(SL122.20買い)
ユーロ円買い  50,000  120.20(SL 119.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0680(SL1.0750買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0550(SL1.0480売り)
豪ドル円売り  50,000  88.20(SL88.80買い)
豪ドル円買い  50,000☆△87.00(87.70ショートカバー)+¥35,000

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  114.00
ドル円買い   50,000  112.80(SL112.30売り)
ユーロ円売り  50,000  121.50(SL122.20買い)
ユーロ円買い  50,000  120.20(SL 119.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0710(SL1.0780買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0610(SL1.0540売り)
豪ドル円売り  50,000  87.80(SL88.50買い)
豪ドル円買い  50,000  86.30(SL85.60売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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