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為替イブニング海外市場2016年8月02日

2016年08月03日

鈴木予想レンジ

ドル円     101.00~102.50

ユーロ円    113.00~114.80

ユーロドル   1.1100~1.1250

豪ドル円    76.00~78.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場の関心が週末の米7月雇用統計に集まる中、相対的に様子見モードが広がっている。

日本政府は事業規模28兆円の経済対策を正式決定したものの、日経平均株価は前日比244円安と軟調気配を見せている。

その中、麻生財務相と日銀総裁が緊急会談を実施し、今後も引き続きデフレ脱却に向けて政策を一致させることを確認している。

現状では過度な株安及び円高対策への期待は高まってはいるが、マイナス金利と共に量的緩和策に対する効果も限定的との見方が少なくなく、再び、ドル円100円割れが現実味を帯びるまでは、拙速的な打開策は温存せざるを得ないのかもしれない。


一方、ドル円は依然として、ストップロス優先の展開を強いられる中、戻りの鈍さが指摘されている。

日経平均株価16,000円台維持のためには、これ以上の円高は懸念材料になるが、同時に、原油価格が一時40ドル割れになったことが嫌気されており、もう一段の株安及び円高に備えた戦略シナリオが求められる。

ただ、いつ何時反転してもおかしくない相場環境にあるだけに、通常よりもレンジ幅を拡大し、少なめの売買で対応することが一考であろう。


他方、ユーロドルは一時1.12台を回復し底堅い差を見せてはいるが、積極的に買い上がる雰囲気はなく、未だに微調整の段階と見なした方が賢明であろう。

今朝と同様に、レンジ幅を1.1100~1.1250まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で待機することが賢明であろう。


●戦略的には、ドル円は101円割れともなれば、必然的に100円前後が意識されるが、日米金利差拡大や政府日銀の対策を考慮すれば、一過性のドル売り円買いに終わる公算が高い。

ドル円101円前後から押し目買いと共に、102円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.1100前後から押し目買いと共に、1.12台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。


●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は拙速的な売りは控えているが、現状では102円台半ば前後から103円前後まで断続的に散見されている模様。

一方、輸入企業はドル円101円台台半ば前後から随時実施しており、現状では101円前後から押し目買いで対応している模様。


●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続きもみ合い相場と判断しており、ユーロドル1.12台半ば前後からナンピン売りと共に、1.11前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。


●クロス円は、ドル円101円前後ではロング、102円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は113円前後から押し目買いと共に、115円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は今朝と同様に、78円前後からナンピン売りと共に、76円前後から押し目買いで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      100.70    103.35

ユーロ円     112.70   115.20

ユーロドル    1.1075   1.1320

豪ドル円     75.75    78.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

通貨別    プラスマイナス     前日比

ドル円

ユーロ円

ユーロドル

豪ドル円


現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆101.70(SL101.00売り)

ユーロドルショート50,000 ☆1.1150(SL1.1250買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

-


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  103.00(SL103.80買い)

ドル円買い   50,000 ☆101.70(SL101.00売り)

ユーロ円売り  50,000  115.00(SL115.70買い)

ユーロ円買い  50,000  113.50(SL112.70売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1230(SL1.1300買い)

ユーロドル買い 50,000  1.1120

豪ドル円売り  50,000  77.80(SL78.50買い)

豪ドル円買い  50,000  76.30(SL75.50売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  102.30

ドル円買い   50,000  101.00(SL100.40売り)

ユーロ円売り  50,000  114.70(SL115.50買い)

ユーロ円買い  50,000  113.10(SL112.40売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1250(SL1.1320買い)

ユーロドル買い 50,000  1.1130

豪ドル円売り  50,000  77.80(SL78.50買い)

豪ドル円買い  50,000  76.10(SL75.40売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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