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為替モーニング東京市場2021年2月25日

2021年02月25日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.50~106.50
ユーロ円128.50~129.50
ユーロドル1.2100~1.2200
豪ドル円83.80~84.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

パウエルFRB議長は前日の米上院に続き、米下院の議会証言において、2%インフレには3年以上かかる可能性があり、労働市場の完全雇用まではなお長い道のりと改めて指摘、そして、現在の水準での債券購入を継続する旨を述べている。また、他のFRB関係者も新型コロナウィルスの感染拡大により、経済回復のペースは鈍化してはいるが、更なる下売れリスクは後退した旨を指摘している。その中、米国株式市場では金融緩和の長期化を踏まえて、NYダウは前日比424ドル高と堅調に推移、ただ、米債券利回りが再び軒並み上昇過程にあり、市場関係者としては、通常の動きに相反する展開に戸惑いを隠せない状況に直面している。いずれにしても、市場には過剰流動性資金がマーケットの不確実性を増幅させており、安易に仕掛けづらい状況にあるため、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動に専念することも一考であろう。

一方、ドル円は米債券利回りの上昇を受けて、一時ドル円106円台を回復するなど底堅い展開ではあるが、過熱感がある株高と違和感のある金利上昇もあり、過度な円安局面は描きづらい状況にある。引き続きレンジ幅ドル円105.30~106.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは欧州圏でのパンデミック化を背景に、ECBは長期金利上昇を容認しておらず、上値は限定的であるが、ポンド高が攪乱要因になっているとの声も少なく無く、不安定な上昇局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2100~1.2200を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円106円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21前後から押し目買いと共に、1.22前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視せざる得ない中、様子見スタンスを強めている。輸出企業はドル円106円前後からナンピン売りを随時実施しており、現状ではドル円106円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円105円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めているが、現状ではユーロドル1.22前後からナンピン売りで待機姿勢と共に、1.21前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円105円台半ば割れではロング、106円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円割れから押し目買いと共に、85円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.80107.00
ユーロ円127.75129.85
ユーロドル1.20551.2275
豪ドル円83.3085.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆106.10(SL106.50買い)
ユーロ円ショート50,000☆128.50(SL129.40買い)
豪ドル円ショート50.000☆84.20(SL84.80買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50.000☆▼83.70(SL84.20買い)-¥25,000
豪ドル円ショート50.000★▼82.80(SL83.70買い)-¥45,000
2021年2月収支経過(01~25日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥35,000
ユーロ円-¥20,000
ユーロドル+¥57,800(ドル450)
豪ドル円-¥140,000-¥70,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆128.50(SL129.40買い)
豪ドル円売り50.000☆84.20(SL85.00買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆106.10(SL106.60買い)
ドル円買い50,000105.10(SL104.70売り)
ユーロ円売り50,000129.10(SL129.50買い)
ユーロ円買い50,000128.00
ユーロドル売り50,0001.2200(SL
ユーロドル買い50,0001.2080(SL1.2030売り)
豪ドル円売り50.000☆84.20(SL84.70買い)
豪ドル円買い50,00083.20
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000106.50(SL107.00買い)
ドル円買い50,000105.60
ユーロ円売り50,000129.40(SL129.90買い)
ユーロ円買い50,000128.50
ユーロドル売り50,0001.2200(SL
ユーロドル買い50,0001.2100(SL1.2050売り)
豪ドル円売り50.00084.80(SL85.30買い)
豪ドル円買い50,00084.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会