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為替イブニング海外市場2018年2月28日

2018年02月28日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年3月01日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     106.50~108.00
ユーロ円    130.00~131.70
ユーロドル   1.2150~1.2300
豪ドル円    82.80~84.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は先のパウエルFRB議長の議会証言を終えて様々な憶測が飛び交ってはいるが、総じて、米金利先高観測を背景にNYダウが下落基調を強める中、日経平均株価は月末のポジション調整を含みながら終始軟調に推移、引け値では前日比321円安と緊張感を高めている。
その中、円相場では日銀のオペ減額を受けて円買いがやや優勢にはなっているが、相対的にはポジション調整の範囲の上下動と見なした方が無難であろう。
出口戦略においては、日銀は米欧に後れを取っているが、デフレ脱却と経済活性化には金融緩和の持続性、円高回避、そして、株価維持が必須条件にあるだけに、日銀自ら円高誘導に走る可能性は限りなく低く、未だに米欧の出口戦略待ちと言わざるを得ないだろう。

一方、ドル円107円割れは一応回避されてはいるが、実需や利益確定売りがドル円107円台半ば前後に控えており、戻りは限定的になっている。
ただ、ドル円107円割れともなれば、ストップロス優先の展開に追いやられる可能性があり、当面、相場が動意づくまではレンジ幅106.50~108.00円を重視し、少なめのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはポンドとの連れ安現象、そして、米債券利回りの上昇もあり、引き続き戻り売りが優先されている。
ただ、米債券利回りの上昇が米財政難を引き起こす要因があり、拙速的に売り下がる外部環境とは言い難いだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.2150~1.2300重視で待機策が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円台半ば前後から押し目買いと共に、108円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは今朝と同様に1.21台半ば前後から押し目買いと共に1.23前後からナンピン売りで待機すること勧める。

●邦銀勢によれば、月末を控え完全に様子に徹しているが、輸出企業はドル円107円台半ば前後から108円前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業はドル円106円台半ば前後を中心に、107円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状では1.22割れから押し目買いを継続していると共に、1.23前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円台半ば前後ではロング、108円前後ではショートをイメージし、ユーロ円130円台半ば割れから押し目買いと共に、131円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は83円前後から押し目買いと共に、84円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     106.05   108.25
ユーロ円    129.80   132.05
ユーロドル   1.2110   1.2330
豪ドル円    82.55    84.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年2月収支経過(01~28日)本日のNY closingで清算
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   -¥20,000
ユーロ円  -¥60,000       +¥15,000
ユーロドル +¥39,500(+$300)  -$150
豪ドル円   +¥32,500

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング 50,000 ☆130.80(SL130.20売り)
ユーロ$ロング 50,000 ☆1.2250(SL1.2150売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

■本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング 50,000☆▼131.40(SL130.80売り)-¥30,000

■前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ロング 50,000★▼1.2280(SL1.2250売り)-$150


前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000★△131.90(131.00ロングカバー)+¥45,000

前日の売買 海外市場

ユーロ円買い  50,000 ☆131.40(SL130.90売り)
ユーロドル買い 50,000 ☆1.2250(SL1.2200売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  107.90(SL108.40買い)
ドル円買い    50,000  106.90(SL106.40売り)
ユーロ円売り  50,000  132.00
ユーロ円買い  50,000 ☆130.80(SL130.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2300
ユーロドル買い 50,000  1.2180(SL1.2130売り)
豪ドル円売り  50,000  84.30(SL84.80買い)
豪ドル円買い  50,000  83.10(SL82.50売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  107.80(SL108.30買い)
ドル円買い    50,000  106.60(SL106.10売り)
ユーロ円売り  50,000  131.50
ユーロ円買い  50,000  130.20(SL129.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2280
ユーロドル買い 50,000  1.2150(SL1.2100売り)
豪ドル円売り  50,000  84.30(SL84.80買い)
豪ドル円買い  50,000  83.00(SL82.50売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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