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為替モーニング東京市場2020年3月17日

2020年03月17日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.30~107.00
ユーロ円117.50~119.30
ユーロドル1.1050~1.1230
豪ドル円64.00~65.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型ウィルス感染が猛威を振るっており、VIX指数は一時83前後まで急上昇するなど市場は更に深刻度を深めている。先に米連邦公開市場委員会(FOMC)は緊急利下げを実施したにもかかわらず、世界中を駆け巡る新型コロナウイルス感染拡大懸念には勝てず、市場の鎮静化には程遠い状況にあると言わざるを得ない。その中、NYダウは3,000ドル程度下落し、20,000ドル割れ目前まで暴落、再びサーキットブレーカーが発動される中、トランプ米大統領は経済のリセッション(景気後退)入りの可能性を指摘している。そして、G7首脳会談が史上初のテレビ電話が開催されたが、世界の英知を結集して、治療薬の開発、そして、世界経済への悪影響を最小限にとどめるあらゆる手段を講じると結束力を強めている。ただ、東京五輪も完全な形で実現する旨が安倍首相は述べてはいるが、ほぼ延期が確実視されている。その中、日銀は緊急の追加緩和策を講じる旨を発表するなど、日本経済への打撃は避けられない情勢にある。また、中国の経済指標も軒並み悪化する中、世界経済への影響も必至の情勢であり、当面、ウィルス対策次第と言わざるを得ず、相場の難易度を更に強めている。

一方、ドル円はNYダウの急落を受けて、東京株式市場の大幅な下落を背景に、引き続き戻りの鈍い展開が予想される。ただ、市場全般が完全な弱気相場と化しており、ちょっとした発言などにも敏感に反応する相場環境にあるだけに、引き続きレンジ幅をドル円105.30~107.00円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは試行錯誤が続いているが、欧州圏でもウィルス拡大により、ドイツでは国境封鎖、イタリアでは医療破綻、そして、フランスおよびスペインでは外出禁止に追い込まれるなど、市場心理の冷え込みを背景に戻りの鈍い展開を強いられている。当面、直近のレンジ幅ユーロドル1.1050~1.1230を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、105円台半ば割れから押し目買いと共に、107円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.11割れから押し目買いと共に、1.12台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視しており、更に様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円107円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円105円前後を視野に、105円台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.12台以上からからナンピン売りと共に、1.11割れから少なめの押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円台半ば割れではロング、107円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は118円割れから押し目買いと共に、119円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは64円台半ば割れから押し目買いと共に、65円台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.00107.40
ユーロ円117.30119.70
ユーロドル1.10351.1270
豪ドル円63.7066.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルショート50,000☆1.1200(SL1.1230買い)
2020年3月収支経過 (02~17日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥15,000+¥100,000
ユーロ円-¥175.000-¥30,000
ユーロドル+¥59,500(+$500)+$500
豪ドル円+¥50,000-¥30.000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000☆107.30(SL108.00買い)
ユーロドル売り50,000★△1.1200(1.1100ロングカバー)+$500
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000107.00(SL107.70買い)
ドル円買い50,000☆△105.30(107.30ショートカバー)+¥100,000
ユーロ円売り50,000119.30(SL120.00買い)
ユーロ円買い50,000☆▼117.80(SL117.20売り)-¥30,000
ユーロドル売り50,000☆1.1200(SL1.1250買い)
ユーロドル買い50,0001.1050(SL1.0980売り)
豪ドル円売り50.00066.00(SL67.10買い)
豪ドル円買い50,000☆▼64.70(SL64.10売り)-¥30.000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.00(SL107.50買い)
ドル円買い50,000105.30(SL104.80売り)
ユーロ円売り50,000119.20(SL119.70買い)
ユーロ円買い50,000117.70(SL117.10売り)
ユーロドル売り50,0001.1230(SL1.1280買い)
ユーロドル買い50,0001.1100
豪ドル円売り50.00065.50(SL66.10買い)
豪ドル円買い50,00064.10(SL63.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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