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為替モーニング東京市場2020年8月28日

2020年08月28日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.00~107.30
ユーロ円125.50~126.80
ユーロドル1.1750~1.1880
豪ドル円76.80~78.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

FRBの年次シンポジウムで行われたパウエルFRB議長の講演を受けて、為替市場はやや乱高下している。FRB議長は平均で2%のインフレ目標に言及し、景気低迷期にはインフレが2%超に上昇しても、容認する姿勢を見せ、また、FRBは低金利長期化の問題を明確に認める方針を述べており、米国株式市場では史上最高値を更新中であったナスダックは小幅下落したものの、NYダウは160ドル高、そして、S&P500は過去最高値を更新中であり、市場の関心は11月の大統領再選まで持ち応えるかは疑問視されている。その中、米債券利回りが軒並み上昇するなど、ややドル買い戻しに弾みがついている。ただ、米中の覇権争いが激化する中、中国は保有している米国債を売却しているとの憶測も飛び交い、相場の難易度を高めており、引き続き相場が大きく動意づいてからの逆張り対策が一考であろう。

一方、ドル円は一時中国のミサイルを嫌気し、リスク回避の円買いを踏まえ、ドル円105円台半ば前後を目指す展開であったが、米債券利回りの上昇を受けて、一気にドル買いに反発している。ただ、現時点では利食いと損切りが相混じり、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。レンジ幅ドル円106.00~107.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは米中の覇権争いを背景に、消去法的に買われ一時1.900台をクリアーしたものの、ユーロロングが積み上がっている関係上、利益確定売りに圧されて1.18割れまで急落するなど、改めて、上値の重さが意識されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1750~1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円前後から押し目買いと共に、107円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.19前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円106円台半ば以上からナンピン売りを実施しており、現状ではドル円107円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円106円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ポジション調整主導の展開であるが、現状では1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.18台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円前後ではロング、ドル円107円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は125円台半ば前後から押し目買いと共に、126円台半ば以上からナンピン売りを勧める。一方、豪ドルは77円割れから押し目買いと共に、78円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.55107.75
ユーロ円125.00127.15
ユーロドル1.17101.1930
豪ドル円76.4078.65

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆106.70(SL107.30買い)
ユーロ円ショート50,000☆125.80(SL126.50買い)
ユーロドルロング50,000☆1.1770(1.1750売り)
豪ドル円ショート50.000☆77.00(SL77.90買い)
2020年8月収支経過(3~28日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥45,000
ユーロ円+¥130,000
ユーロドル+¥213,800(+$1,700)+$250
豪ドル円+¥85,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50.000☆77.00(SL77.50買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆106.70(SL107.20買い)
ドル円買い50,000105.50(SL105.00売り)
ユーロ円売り50,000☆125.80(SL126.30買い)
ユーロ円買い50,000124.70(SL124.20売り)
ユーロドル売り50,000☆△1.1850(1.1800ロングカバー)+$250
ユーロドル買い50,000☆1.1770(1.1720売り)
豪ドル円売り50.00077.50(SL78.00買い)
豪ドル円買い50,00076.50
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.30(SL107.80買い)
ドル円買い50,000106.30
ユーロ円売り50,000126.50(SL127.00買い)
ユーロ円買い50,000125.50
ユーロドル売り50,0001.1840
ユーロドル買い50,0001.1750(1.1700売り)
豪ドル円売り50.00077.90(SL78.40買い)
豪ドル円買い50,00076.80
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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