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為替モーニング東京市場2020年6月4日

2020年06月04日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.30~109.50
ユーロ円121.50~122.80
ユーロドル1.1150~1.1280
豪ドル円74.50~75.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場には新型コロナウィルスの感染第2波や米中対立への警戒などネガティブな材料が蔓延しているが、相変わらず、経済再開への期待が強く、昨日の米国株式市場は3業種揃って大幅に上昇するなど、足元の経済はコロナウィルスの影響を払拭したかのような相場環境にある。各国の景気刺激策、そして、FRBの大胆な量的緩和(QE)による過剰流動性が株式相場をサポートしているとは言え、米10年債利回りが0.744%まで上昇しており、過剰流動性資金が株式市場から債権市場に流入しやすい相場環境にある。いずれにしても、期待先行相場がいつまでも続くとは言い難いのが現状であろう。その中、明日発表される米5月雇用統計にも注目が集まっており、就業者数は大幅に改善する見込みではあるが、反面、失業率は4月の14.7%から更に悪化する見通しであり、米経済のV字回復は望めないだけに、ドルを買い戻す雰囲気は削がれている。

一方、ドル円は堅調な株式相場や米債券利回りの上昇などを踏まえて、底堅い展開ではあるが、依然として、リスク回避策としての円買いニーズは強く、当面、上値抵抗線としては、直近の高値ドル円109円台半ば前後を意識せざるを得ないだろう。引き続きレンジ幅ドル円108.30~109.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはパンデミック緊急購入プログラムの拡大がほぼ確実視されるなど、景気刺激策への期待、そして、米ドルの調整売りも手伝い、底堅い展開を見せている。ただ、ストップロスを相交えた上昇局面でもあり、当面、レンジ幅ユーロドル1.1150~1.1280を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108台半ば割れから押し目買いと共に、109円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.11台半ば前後から押し目買いと共に、1.12台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円109円前後から随時実施しており、現状ではドル円109円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は108円前後を中心に、108円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.12前後からナンピン売りを実施しており、現状では1.12台後半からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台半ば割れではロング、109円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は121円台半ば前後から押し目買いと共に、122円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは74円台半ば前後から押し目買いと共に、76円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.80110.00
ユーロ円121.20123.45
ユーロドル1.11151.1330
豪ドル円74.2076.45

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆122.50(SL123.00買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1250(SL1.1300買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ショート50,000☆▼1.1180(SL1.1250買い)-$350
豪ドル円ショート50.000★▼74.50(SL75.30買い)-¥40,000
2020年6月収支経過(01~03日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50.000
ユーロ円—¥85,000
ユーロドル—¥79,600(-$650)-$350
豪ドル円-¥95,000+¥10,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50.000☆75.60(SL76.10買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000109.30(SL109.80買い)
ドル円買い50,000108.20(SL107.70売り
ユーロ円売り50,000☆122.50(SL123.00買い)
ユーロ円買い50,000121.30(SL120.80売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1250(SL1.1300買い)
ユーロドル買い50,0001.1150
豪ドル円売り50.00075.80(SL76.30買い)
豪ドル円買い50,000☆△74.60(75.60ショートカバー)+¥50,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.30(SL109.80買い)
ドル円買い50,000108.40(SL107.90売り
ユーロ円売り50,000122.80(SL123.30買い)
ユーロ円買い50,000121.50
ユーロドル売り50,0001.1300(SL1.1350買い)
ユーロドル買い50,0001.1180
豪ドル円売り50.00075.70(SL76.20買い)
豪ドル円買い50,00074.50(SL74.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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